データカウンターで「合算1/130」と出ていても、それが良い数字なのかは、すぐには分かりません。機種が変わっても同じように読んでいいのかも、迷うところです。
合算は「総回転数÷(BIGの回数+REGの回数)」で出す、当たりやすさの数字です。同じ1/130でも、マイジャグラーVなら設定4〜5のあいだの値で、ファンキージャグラー2なら設定5〜6のあいだの値です。しかも1日の合算は大きくぶれます。ネオアイムジャグラーEXの設定1でも、10回のうち9回は3,000回転の合算が1/120から1/273のあいだに散らばります。数字は、北電子の確率表と2店舗の台日から出しました。
読み終えると、自分の台の合算を計算し、機種の公式値と回転数に合わせて読めるようになります。
ジャグラーのデータの見方の全体は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。
合算の計算式は「総回転数÷(BIG+REG)」
合算は、BIGとREGのどちらかが何回転に1回当たったかを表します。北電子の確率表では「合成確率」と書かれている数字です。
3,000回転でBIGが12回、REGが8回なら、当たりは合計20回です。3,000÷20=150なので、合算は1/150です。分母が小さいほど、当たりが多い台です。
逆に、合算から回数も出せます。8,000回転で合算1/130なら、8,000÷130で約61.5回です。
公式のBIGとREGの確率から合算を出すときは、足し算の形が変わります。1÷(1/BIGの分母+1/REGの分母)です。マイジャグラーVの設定1なら、BIG1/273.1とREG1/409.6から1/163.9になり、公式の1/163.8とほぼ同じです。
9機種の合算の目安:設定1は1/149.6〜1/168.5、設定6は1/114.6〜1/127.5
北電子の製品ページの合成確率を、機種ごとに並べました。マイジャグラーVIはVと同じ値なので、1行にまとめています。表の下には「※上記数値は工場データから算出した予測値です。」とあります。
機種名は短くしています。ネオアイムはネオアイムジャグラーEX、ハッピーVⅢはハッピージャグラーVⅢです。ほかの機種も、製品ページの正式名の短縮です。
| 機種 | 設定1 | 設定2 | 設定3 |
|---|---|---|---|
| ネオアイム | 1/168.5 | 1/161.0 | 1/148.6 |
| マイV・VI | 1/163.8 | 1/159.1 | 1/148.6 |
| ファンキー2 | 1/165.9 | 1/158.3 | 1/150.7 |
| ゴーゴー3 | 1/149.6 | 1/145.3 | 1/139.7 |
| ハッピーVⅢ | 1/161.8 | 1/154.9 | 1/146.9 |
| ミスター | 1/156.4 | 1/152.4 | 1/145.6 |
| ガールズSS | 1/159.1 | 1/152.8 | 1/142.8 |
| ウルトラミラクル | 1/164.3 | 1/158.3 | 1/147.9 |
| 機種 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
|---|---|---|---|
| ネオアイム | 1/142.2 | 1/128.5 | 1/127.5 |
| マイV・VI | 1/135.4 | 1/126.8 | 1/114.6 |
| ファンキー2 | 1/140.6 | 1/133.2 | 1/119.6 |
| ゴーゴー3 | 1/130.5 | 1/123.7 | 1/117.4 |
| ハッピーVⅢ | 1/137.7 | 1/127.5 | 1/120.0 |
| ミスター | 1/134.3 | 1/124.4 | 1/118.7 |
| ガールズSS | 1/132.4 | 1/128.3 | 1/119.2 |
| ウルトラミラクル | 1/138.6 | 1/130.8 | 1/121.6 |
BIG・REG・出玉率まで見たいときは、ジャグラーの確率表に全部載せています。
同じ1/130でも、機種で読みが変わる
よく見る3つの合算が、各機種の公式値のどこにあたるかを調べました。「2〜3」は、設定2と設定3の公式値のあいだという意味です。
| 機種 | 1/150 | 1/130 | 1/120 |
|---|---|---|---|
| ネオアイム | 2〜3 | 4〜5 | 設定6より良い |
| マイV・VI | 2〜3 | 4〜5 | 5〜6 |
| ファンキー2 | 3〜4 | 5〜6 | 5〜6 |
| ゴーゴー3 | 設定1より悪い | 4〜5 | 5〜6 |
| ハッピーVⅢ | 2〜3 | 4〜5 | 設定6と同じ |
| ミスター | 2〜3 | 4〜5 | 5〜6 |
| ガールズSS | 2〜3 | 4〜5 | 5〜6 |
| ウルトラミラクル | 2〜3 | 5〜6 | 設定6より良い |
1/150は、ファンキージャグラー2なら設定3〜4のあいだの値です。ゴーゴージャグラー3では、設定1の1/149.6より悪い値になります。
表が言っているのは、ずっと回し続けたときの平均がどこにあたるかです。1/130の台が設定4か5だ、という意味ではありません。
合算は回転数で大きくぶれる:3,000回転では設定1と設定6の幅が重なる
公式の値は、ずっと回したときの平均です。1日の合算は、そこから大きくずれます。
ネオアイムジャグラーEXを例に、毎ゲームの抽選が独立で、公式の確率どおりだとして計算しました。10回のうち9回が入る合算の幅です。
| 回転数 | 設定1の幅 | 設定6の幅 |
|---|---|---|
| 1,000回転 | 1/100〜1/500 | 1/76.9〜1/250 |
| 3,000回転 | 1/120〜1/272.7 | 1/93.8〜1/187.5 |
| 8,000回転 | 1/135.6〜1/222.2 | 1/105.3〜1/160 |
| 20,000回転 | 1/146〜1/198 | 1/112.4〜1/146 |
3,000回転で合算1/130の台は、設定1の幅にも設定6の幅にも入ります。2万回転でようやく、2つの幅の端が1/146で触れるところまで離れます。マイジャグラーVの3,000回転も、設定1が1/115.4〜1/250、設定6が1/85.7〜1/166.7で、同じように重なります。

設定1の台が設定6に見える確率を回転数ごとに知りたいときは、ジャグラーは何回転で設定がわかるのかに表があります。3,000回転の合算ごとの設定の見え方は、ジャグラー3000回転の合算に書きました。
合算が公式値の±10%に収まるのは、約3万〜5万回転から
合算が公式値の±10%に入る確率が、90%以上で続くようになる回転数を計算しました。
| 機種と設定 | ±10%に収まる回転数 | ±5%に収まる回転数 |
|---|---|---|
| ネオアイム 設定1 | 46,500回転 | 181,500回転 |
| ネオアイム 設定6 | 34,500回転 | 138,000回転 |
| マイV 設定1 | 44,500回転 | 176,000回転 |
| マイV 設定6 | 31,500回転 | 123,000回転 |
1日8,000回転で同じ設定が続いたとしても、±10%までに約4〜6日かかります。±5%なら15日以上です。
隣り合う設定の合算の差は、ネオアイムジャグラーEXで0.8〜9.6%、マイジャグラーVで2.9〜9.6%です。この2機種では、どの隣どうしも10%に届きません。合算が±10%に収まるところまで回しても、隣の設定の差は、ぶれの中に隠れます。
店の台日では、回転数の帯で合算の見え方が変わる
実際の店でも見てみました。1台の1日ぶんを1台日と数え、回転数の帯ごとに、台日の合算を並べました。データはキクヤ堺本店(大阪府・2026年3月23日〜10月8日)と123宝塚店(兵庫県・2026年5月24日〜9月5日)です。出典は、みんレポ(スロットのデータサイト)の日別ページです。たとえばキクヤ堺本店の3月23日と123宝塚店の5月24日です。
まず、キクヤ堺本店のマイジャグラーV(100台・199日)です。
| 1日の回転数(台日) | 合算の真ん中 | 設定1の値より悪い台日 | 1/130より良い台日 |
|---|---|---|---|
| 約3,000回転(2,458) | 1/179.6 | 72.9% | 2.5% |
| 約5,000回転(1,923) | 1/159.8 | 40.8% | 5.6% |
| 約8,000回転(1,944) | 1/130.5 | 2.0% | 48.1% |
全部の台が設定1だったとしても、「設定1の値より悪い」のは約半分のはずです。約3,000回転の帯は、それより多い72.9%でした。
ネオアイムジャグラーEXの設定1の値より悪い台日は、約3,000回転で46.5%(キクヤ堺本店)・50.1%(123宝塚店)、約8,000回転で0.4%・0.7%でした。帯が上がると減る向きはマイジャグラーVと同じです。ただ、約3,000回転で半分を明らかに超えたのはマイジャグラーVだけで、ネオアイムジャグラーEXはほぼ半分でした。機種で違う理由は分かりません。
マイジャグラーVの72.9%については、当たらない台ほど早くやめられる、ということが考えられます。逆に約8,000回転の帯には、よく当たったから長く回された台が混ざっているのかもしれません。どちらも、このデータでは確かめられません。
読むときは、回転数が少ない台の悪い合算も、長く回った台の良い合算も、やめ方の影響が混ざっているかもしれない数字として見てください。公式値と単純には比べられません。回転数が少ない台の様子は、ジャグラーの低設定の記事でも扱いました。
自分の店で同じ見方をするなら、台番号ごとに回転数・BIG・REGを毎日写して、回転数の帯で分けて数えることになります。この記事のデータは、自社ツールのMinRepo Collectorで集めたものです(記事の最後で紹介します)。
BIGとREGを分けて見る理由:同じ合算でも見込みと出玉が変わる
合算は、BIGとREGを1つにまとめた数字です。まとめると、2つのことが見えなくなります。
1つ目は設定の見込みです。ネオアイムジャグラーEXを8,000回転打って、当たりが62回(合算1/129)だった台を考えます。設定1〜6が同じ割合で置かれていると仮定した場合の、設定4〜6の見込み(同じ回数の台を集めたときの、設定4〜6の台の割合)と、ボーナスの獲得枚数です。
| 内訳 | 設定4〜6の見込み | ボーナスの獲得枚数 |
|---|---|---|
| BIG38回・REG24回 | 54.2% | 11,880枚 |
| BIG31回・REG31回 | 83.8% | 10,788枚 |
| BIG24回・REG38回 | 95.7% | 9,696枚 |
| 内訳を見ない(合算だけ) | 74.8% | ― |
合算は3行とも同じなのに、見込みは54.2%から95.7%まで動きます。マイジャグラーVで同じ計算をすると、53.6%・81.7%・94.1%で、合算だけなら71.3%でした。
これは、REGのほうに設定の差が大きいためです。8,000回転の平均回数で比べると、9機種のどれも、設定1と6の差はBIGよりREGのほうが大きくなります(ジャグラーの設定とはに表があります)。
同じ割合という仮定を変えると、見込みの数字も変わります。店の配分は分からないので、この%は「設定の確率」そのものではありません。
2つ目は出玉です。公式の特設サイトでは、BIGの獲得枚数は約240枚(ネオアイムジャグラーEXは約252枚)、REGは約96枚です。上の表の1行目と3行目では、同じ合算でも、ボーナスの獲得枚数に2,184枚の差があります。枚数のくわしい話はジャグラーの獲得枚数に書きました。
自分の台の回転数・BIG・REGで見込みを出したいときは、ジャグラー設定判別ツールに入れてください。
自分の店の合算を、毎日ためて見返すなら
MinRepo Collectorは、この記事のデータの収集に使った、ZEN AI LABの自社ツールです。みんレポの店舗別データを、期間を指定して集めてパソコンに保存します。
- 取得済みの日は取り直さず、新しい日の分だけを足していきます
- 有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版(v1.2.5)には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面があります。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません
- BIG・REGの回数を集められるのは有料版です。無料版は登録できる店舗が1件、期間は直近7日までです。みんレポの公開ページに依存するので、取得できなくなることがあります
無料版はBIG・REGを取得できないので、この記事の合算の計算はできません。取得の流れと画面を試すならMinRepo Collector 無料版のページ(LINEの友だち追加で受け取ります)を、合算までためるならMinRepo Collectorのページを見てください。
合算は良いのに差枚が伸びない台がなぜ起きるかは、ジャグラーの合算が良いのに出ない?で店の台日から数えています。
合算とREGのどちらを重く見るかで迷ったら、合算とREG、重視すべきはどっち?で正解率を比べています。
合算のほかにもバケやペカるなど、よく出る言葉はスロット用語を初心者向けに解説にまとめています。
自分の店のデータを、何週間分もためて見返すなら

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。
- ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
- note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
- 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。
確かめたことと、データでは分からないこと
確かめたことは、次のとおりです。
- 公式値は、北電子の製品ページの確率表を2026年10月9日に実ブラウザで読み取ったものです。マイジャグラーV・ゴーゴージャグラー3・ミスタージャグラーは2026年10月23日にも同じ値で、マイジャグラーVは2026年10月31日にも同じ値でした
- 公式のBIGとREGから出した合算と、公式の合成確率の差は、四捨五入する前の値で、どの機種・設定でも0.1未満でした
- 計算は、毎ゲームの抽選が独立で、BIGとREGは同時に当たらないという前提です。設定1の3,000回転の幅と±10%の割合は、乱数で20万回まわして検算し、幅は計算と同じ、割合の差は0.2ポイント未満でした
- 隣り合う設定の差の%は、分母の大きいほうの設定を基準にした割合です
- 見込みの計算は、設定判別ツールと同じ式(BIGとREGの回数の出やすさの比較)です
- 実データの条件は、数える前に文書で決めました。回転数の帯は2,500〜3,499回転・4,500〜5,499回転・7,500〜8,499回転です。回転数が0の行と、BIG・REGが空の行は外しました。残りはマイジャグラーVが1万9,889台日、ネオアイムジャグラーEXがキクヤ堺本店26台の5,174台日・123宝塚店72台の7,411台日です。「設定1の値より悪い台日」は計画の文書に書かず、集計のときに足した指標です。全部が設定1だったときの「約半分」は、結果を見たあとで足した計算です
このデータでは分からないことは、次のとおりです。
- ホールで打って確かめた数字ではありません。公式値は「工場データから算出した予測値」です。実機の確率や出玉率は、北電子がホームページ以外の数値に答えておらず、検定の公示にも載らないので、外からは確かめられません
- 各台の実際の設定は分かりません。店の設定の配分も、この記事では推定していません。2店舗・1期間の結果で、ほかの店や時期に当てはまるかは分かりません
- 回転数の帯で見え方が変わることは、設定が同じでも、当たらない台を早くやめるだけで起こりうることを、乱数の模擬(仮のやめ方)で確かめました(2026年11月6日)。実際の差のうちどれだけがやめ方によるかは、やめた理由と台の設定がデータに無いので分かりません。この記事の集計では、みんレポのページとの照合はしていません
- この記事の数字は確率の計算と過去データの集計で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません
まとめ
合算は計算で出せます。読むときは、次の順で見てください。
- 総回転数÷(BIG+REG)で合算を出し、機種の公式値の表と並べます
- 回転数を見ます。3,000回転の合算は大きくぶれます。ネオアイムジャグラーEXなら、設定1でも1/120まで出る幅です
- BIGとREGの内訳を、ジャグラー設定判別ツールに入れて見込みを確かめます

