ジャグラーの差枚の計算式|BIG・REG・回転数から出す方法と実データでのずれ

ジャグラーの差枚の計算式は240×BIG+96×REG−1.2×回転数。1.2は公式の確率と出玉率から逆算した値で、店の実データでは1.17〜1.24だった

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監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

データカウンターには、BIG・REG・総回転数は出ているのに、差枚が出ていないことがあります。知恵袋には「ジャグラーのデータカウンターの見方を教えてください この画像の台はよく当たってる台ですか?」という質問もありました(Yahoo!知恵袋)。台がどれくらい出ているかを知るには、差枚が分かると話が早くなります。

差枚は、次の式でおおよそ出せます。

差枚 ≒ 240×BIG回数 + 96×REG回数 − 1.2×回転数

1.2は、ボーナス以外で1回転あたりに減る枚数です。北電子の公式の確率と出玉率から逆算した値です。ZEN AI LABが自社ツールで集めた店の3.6万台日(1台の1日ぶんを1台日と数えます)に当ててみました。2,000〜3,999回転では、式と実際の差が±200枚に入るのが4台日に3台日ほどでした。回すほど、ずれは広がります。

読み終えると、見えている3つの数字から差枚を見積もれて、その値をどこまで信じてよいかも分かります。

ジャグラーのデータの見方の全体は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。

差枚は「240×BIG+96×REG−1.2×回転数」でおおよそ出せる

式の3つの部分は、それぞれ次の意味です。

  • 240: BIG 1回で増える枚数。北電子の特設サイトの獲得枚数で、8機種が約240枚、ネオアイムジャグラーEXだけ約252枚です
  • 96: REG 1回で増える枚数。9機種とも約96枚です
  • 1.2: ボーナス以外の回転で、1回転あたりに減る枚数。3枚入れて、ぶどうやリプレイなどの小役で戻ってくる分を差し引いた残りです

例えば、マイジャグラーVを4,000回転、BIG16回・REG12回なら、3,840+1,152−4,800で約+190枚です。数字は計算の例です。

獲得枚数は2026年10月10日に特設サイトで読み取りました(マイジャグラーVIの特設サイト・ネオアイムジャグラーEXの特設サイト)。9機種の一覧はジャグラーのビッグは何枚?にあります。

1.2は、公式の確率と出玉率から逆算できる

小役(ぶどう・チェリーなど)の確率は、北電子の公式ページに載っていません。それでも、1回転あたりに減る枚数は、公式の数字だけで出せます。

公式ページには、設定ごとのBIG確率・REG確率・出玉率が載っています。出玉率を、1回転3枚を入れたときの「出た枚数÷入れた枚数」と読むと、1回転あたりの平均の差枚は3×(出玉率−1)です。

一方、平均の差枚は「BIGで増える分+REGで増える分−減る分」でもあります。この2つを等しいと置くと、減る分は次の式で出ます。

1回転あたりに減る枚数 = 240÷BIG確率の分母 + 96÷REG確率の分母 − 3×(出玉率−1)

マイジャグラーVの設定1(BIG 1/273.1・REG 1/409.6・出玉率97.0%)なら、0.879+0.234+0.090で約1.20枚です。設定6(BIG・REG 1/229.1・109.4%)でも約1.18枚で、設定による差は小さくなりました。

機種公式から逆算(設定1〜6)店の実データ
マイジャグラーV1.18〜1.201.17
ネオアイムジャグラーEX1.20〜1.251.21
ファンキージャグラー21.19〜1.211.18
ゴーゴージャグラー31.24〜1.281.24
ミスタージャグラー1.20〜1.241.19

店の実データの値は、キクヤ堺本店の機種ごとの全台日を合わせて、「240×BIG+96×REG−差枚」を回転数で割ったものです。ゴーゴージャグラー3は公式でも実データでも少し大きく、式の1.2を1.26くらいにすると合いやすくなります。多くの機種で、店の実データの値は公式から逆算した幅と同じか、少しだけ小さめでした。

機種ごとに、1回転あたりに減る枚数を、公式から逆算した設定1〜6の幅と、キクヤ堺本店の実データの値で並べた図。実データは公式の幅と同じか少し小さい。マイジャグラーVは公式1.18〜1.20に対し実データ1.17、ゴーゴージャグラー3は公式1.24〜1.28に対し実データ1.24。ボーナス0回の493台日から直接出した値は1.18

ボーナスを1回も引かなかった台日でも、1回転あたり約1.18枚減っていた

式を通さずに確かめる方法もあります。BIGもREGも0回だった台日なら、差枚はそのまま「減った枚数」です。

キクヤ堺本店で、100回転以上回ってボーナスが0回だった台日は493ありました。回転数の真ん中は339回転です。合わせると、1回転あたり約1.18枚減っていました。50枚(1,000円ぶん)なら、ボーナスを引かずに約42回転ぶんです。公式から逆算した値とほぼ同じでした。

3.6万台日に式を当てると、2,000〜3,999回転で±200枚に入るのは4台日に3台日ほど

キクヤ堺本店(大阪府)のジャグラーの2026年3月23日から10月8日までの199日ぶんで確かめました。

みんレポ(スロットのデータサイト)に載っている、台日ごとのBIG・REG・回転数・差枚を使います。1日の回転数が500に届かなかった台日などを外した36,673台日です。式は上と同じ(1.2、ゴーゴージャグラー3だけ1.26、BIGはネオアイムジャグラーEXだけ252)です。

1日の回転数台日ずれの真ん中±200枚に入った
500〜1,99910,461+17枚93.2%
2,000〜3,9999,515+40枚75.3%
4,000〜5,9997,162+80枚59.2%
6,000〜7,9996,596+182枚42.9%
8,000以上2,939+459枚20.6%

ずれは「実際の差枚−式の差枚」です。プラスなら、実際のほうが式より多く出ていたことになります。

全体では、ずれの大きさの真ん中は127枚、±200枚に入ったのは67.0%でした。2,000回転より少なければ、ほとんどが±200枚に収まります。

1日の回転数の区切りごとに、式の差枚と実際の差枚のずれが±200枚に入った台日の割合を示した棒グラフ。500〜1,999回転で93.2%、2,000〜3,999回転で75.3%、8,000回転以上で20.6%。8,000回転以上では、実際の差枚が式より真ん中で+459枚多かった

回すほど、ずれは広がり、実際のほうが多めに出ていた

1つ目は、ずれの幅が広がることです。式の1.2は平均の値で、実際には、ぶどうをよく引いた日は減り方が小さく、引かなかった日は大きくなります。そのぶれが回転数の分だけ積み重なるので、長く回った台日ほど幅が広がります。

2つ目は、ずれの真ん中がプラスに寄ることです。8,000回転以上では、実際の差枚が式より真ん中で約460枚多く出ていました。小役のぶれは上にも下にも出るので、こちらは説明できません。

候補は2つあります。1つは、長く回った台日は、出ている台が打ち続けられた日に偏ることです。小役の引きがよかった日や、設定の高い台の日が多く入りえます。もう1つは回転数の数え方で、みんレポの回転数にボーナス中のゲームが入っているなら、ボーナスの多い長い台日ほど、式は減る分を多めに見積もります。BIG・REG・回転数・差枚の4つの数字だけでは、どちらとも決められませんでした。

別の店(新中野店)でも、ずれの大きさは同じくらいだった

パーラースーパーセブン新中野店(東京都中野区)で、BIG・REGが入っていた2026年8月5日から22日までの428台日にも、同じ式を当てました。台日が少ないので参考の値です。

ずれの大きさの真ん中は99枚、±200枚に入ったのは76.9%でした。キクヤ堺本店の値(127枚・67.0%)と同じくらいか、少し小さめです。

差枚の列が空の店でも見積もれる。ただし、その値で設定は読めない

ZEN AI LABが集めた3店目、123宝塚店(兵庫県)のデータは、差枚の列が16,068台日すべて0でした。BIG・REG・回転数は入っています。

たとえば、2026年5月24日の1番台(マイジャグラーV)は6,985回転・BIG19回・REG18回でした。式に入れると、約−2,090枚です。キクヤ堺本店の6,000〜7,999回転の台日では、ずれの8割が−193枚から+586枚に入っていました。同じずれ方をしていたなら、実際はおよそ−2,290枚から−1,510枚のあいだ、という読み方になります。店が違うので、目安の幅です。

式の差枚から設定は分かりません。差枚はBIG・REGの回数でほとんど決まり、そのBIG・REGは設定1でも6でも大きくぶれるからです。BIG・REGの回数から設定の見込みを計算する方法は、ジャグラー設定判別ツールに書きました。

自分で差枚を見積もるときの手順

  1. BIG回数・REG回数・総回転数を読みます。総回転数はボーナス後の回転数ではなく、その日の合計を使います
  2. 240×BIG+96×REG−1.2×回転数を計算します。ネオアイムジャグラーEXはBIGを252、ゴーゴージャグラー3は1.2を1.26にします
  3. 出た値に、回転数に合わせた幅を足して読みます。下の表は、キクヤ堺本店でずれの8割が入った幅です
1日の回転数式の値に足す幅(8割が入った範囲)
500〜1,999−116枚〜+154枚
2,000〜3,999−176枚〜+262枚
4,000〜5,999−214枚〜+375枚
6,000〜7,999−193枚〜+586枚
8,000以上−20枚〜+922枚
差枚の見積もり方の図。BIG×240+REG×96−回転数×1.2(ネオアイムEXはBIGを252、ゴーゴー3は1.26)。例1はマイジャグラーV 4,000回転・BIG16・REG12で約+190枚、例2は差枚が0のままの123宝塚店の1行で6,985回転・BIG19・REG18から約−2,090枚。見積もった差枚から設定は読めない

1台の1日の差枚が分かっても、それだけで言えることは多くありません。店の全台を何日分も並べると、見えるものが増えます。とはいえ、BIG・REG・回転数・差枚を全台ぶん毎日写すのは大変です。

店の全台の差枚を、何日分もためて見返すなら

MinRepo Collectorは、この記事のデータの収集に使った、ZEN AI LABの自社ツールです。みんレポの店舗別データを、期間を指定して集めてパソコンに保存します。キクヤ堺本店のデータは、v1.0.7で取得しました。

  • 有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版(v1.2.5)には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面があります
  • どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。この記事の式の計算は、保存したデータとは別に行ったものです
  • 無料版は登録できる店舗が1件、期間は直近7日までです。BB/RB(BIG・REGの回数)の取得は使えません。みんレポの公開ページに依存するので、取得できなくなることがあります

取得の流れと画面を試すならMinRepo Collector 無料版のページを、くわしくはMinRepo Collectorのページを見てください。

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MinRepo Collector(みんレポコレクター PRO)v1.2.5 の商品画像。ホールカルテの画面と、URLを貼るだけ・全台データ自動収集・CSV・PDF出力の説明

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。

  • ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
  • note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
  • 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
実際の画面と使い方を見るココナラで購入する(1,000円)まず無料版を受け取る

価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。

確かめたことと、データでは分からないこと

確かめたのは、次のことです。

  • 確率・出玉率は北電子の製品ページの値です(2026年10月9日に読み取り)。マイジャグラーVとネオアイムジャグラーEXは11月5日に開き直し、同じ値でした
  • 確率表の下には「※上記数値は工場データから算出した予測値です。」とあります(マイジャグラーV・ネオアイムジャグラーEX)
  • 獲得枚数は特設サイトの「約」の付いた値です(10月10日に読み取り)
  • 1回転あたりに減る枚数は、9機種・設定1〜6すべてで計算しました。設定1と6の差は、マイジャグラーVを8,000回転打っても150枚ほどです
  • 出玉率がどんな打ち方・何枚掛けを前提にした値かは、北電子のページに書かれていません。この記事は、1回転3枚を入れたときの値と読んで逆算しました
  • 実データは、みんレポのキクヤ堺本店の公開データ(10月8日のページほか199日ぶん)です
  • みんレポのページには「当サイトのデータは独自調査値であり、実際の数値とは異なる可能性があるのでご注意ください。」とあります
  • 外したのは、回転数500未満の1,116台日、BIG・REGが空だった20台日、差枚が−9,710枚(3,082回転)だった1台日です。−9,710枚は、1回転3枚を全部失っても届かない値です
  • 店の実データの値(表の右の列)を式に入れると、8,000回転以上のずれの真ん中は+194枚まで小さくなりました
  • 条件は計算の前に文書で決めました。ボーナス0回の台日の集計、宝塚店の1行の例、本文の式そのものでの当てはまりは、最初の計算のあとに足しました。区切りや外す台日は変えていません

このデータでは分からないことは、次のとおりです。

  • 小役の確率は北電子の公式ページに載っていないので、ずれのうち、どれだけが小役の引き方で、どれだけがほかの理由かは分けられません
  • 台ごとの設定は公表されていないので、外からは分かりません
  • この記事の数字は2店・それぞれの期間のものです。宝塚店の例は式の見積もりで、実際の差枚ではありません
  • この記事の数字は計算と過去データの集計で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません

まだ確かめられていないのは、みんレポの回転数にBIG・REG中のゲームが入っているかどうかです。結果が出たら、この記事の説明を合わせます。

まとめ

  1. 差枚は「240×BIG+96×REG−1.2×回転数」でおおよそ出せる。1.2は公式の確率と出玉率から逆算した値で、店の実データでも1.17〜1.24だった
  2. 2,000回転より少なければ、式と実際のずれはほとんど±200枚に入る。8,000回転以上では、実際のほうが真ん中で約460枚多かった
  3. 見積もった差枚は目安として使い、設定の手がかりにはしない

次にできることは、次の2つです。

  1. 気になる台のBIG・REG・総回転数で式を計算し、手順の表の幅を足して読む
  2. BIG・REG・合算・回転数の読み方の全体は、ジャグラーのデータの見方で確かめる