EAを24時間動かすVPSの選び方|MT5データ51GBでもメモリ残り110MB

VPSのディスクは49GB中19GB空き、メモリは4,095MB中3,984MB使用で残り約110MB。検証用MT5のデータは51.3GB

ZEN AI LAB のキャラクター ZEN

監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

このページには広告(アフィリエイト)を含みます。 紹介しているサービスのうち、ZEN AI LABが使っていないものは、公式に出ている情報の範囲だけを書きます。

EAの検証を終え、24時間動かす先を自宅PCにするかVPSにするか迷っている人向けの記事です。

EA(自動売買のプログラム)を24時間動かす環境は、ディスクより先にメモリの空きを見て選びます。検証に使ったデータは、動かす側に持ち込まなくてかまいません。

ZEN AI LABは2026年9月16日に、自宅PCとVPS(借りて使う遠隔のWindows機)を測りました。自宅PCのMT5(取引ソフトのMetaTrader 5)のデータは51.3GBでした。VPSはディスクが19GB空いていても、メモリは残り約110MBでした。

この記事で分かることは次のとおりです。

  • VPSを選ぶときに見る順番
  • ZEN AI LABのVPSで、ディスクとメモリがどうだったか
  • 動かす側に持ち込まなくていいもの
  • 国内でWindowsのVPSを借りる場合の選択肢

読み終えたら、自分のMT5のメモリを見て、借りるプランを絞れます。

選ぶときはメモリ、ディスク、止まらない電源の順に見る

  1. メモリ。EAとチャートの本数が増えるほど要ります。自分のMT5がどれだけ使っているかは、Windowsのタスクマネージャーの「詳細」タブで terminal64.exe のメモリの列を見ると分かります
  2. ディスク。検証データを持ち込まないなら、大きなものは要りません
  3. 電源とネットワークが止まらないこと。自宅PCの場合は、スリープと自動更新の設定を先に決めます

自宅PCで動かす選択もあります。ただZEN AI LABのPCは、測った時点で空きメモリが約4GBでした。ここでMT5を動かし続けると、ふだんの作業とメモリを取り合うことになりえます。

ディスクが19GB空いていても、メモリは残り約110MBだった

ZEN AI LABは、EAを動かす側にHyonixのWindows VPS(メモリ4GB・仮想2コアのプラン)を借りています。Hyonixとは紹介の契約をしておらず、この記事にHyonixの広告リンクはありません。

2026年9月16日の午後に管理画面で見たところ、ディスクは49GBのうち30GBを使い、空きは19GBありました。いっぽうメモリは4,095MBのうち3,984MBを使っていて、残りは約110MBでした。

その夜、VPSで動いていたものを整理してから見直すと、メモリの使用は979MB、ディスクの使用は25GBまで下がっていました。管理画面の総量の表示は、午後が4,095MB、夜が4,096MBでした。同じ機械でも、動かしているもの次第でメモリの使用が約3GB動いたことになります。

メモリ不足でEAが止まったところは見ていません(使っていたものの内訳は「測っていないこと」に書きます)。言えるのは、移せるかどうかを判断するときは、ディスクの空きと一緒にメモリの空きも見ておいたほうがいい、というところまでです。

MT5のデータ51.3GBのうち、半分以上は検証のために自分で入れたデータだった

自宅PC(Windows 11・6コア・メモリ24GB)に入れているMT5の内訳です。容量はWindowsの表示と同じく、1GB=1,024MBで数えています。

場所容量
MT5本体(インストール先)294MB
データフォルダ全体51.3GB
うち 取り込んだ高品質データ25.42GB
うち 取引会社のサーバーから落としたヒストリー19.28GB
うち カスタム銘柄(自分で作った銘柄のデータ)3.15GB

2026年9月16日に、ZEN AI LABのPCでフォルダの容量をPowerShellで数えた値です。高品質データは、検証のために自分で取り込んだ細かい値動きのデータです。ヒストリーは、過去の値動きの記録です。

バックテスト(過去の値動きでEAを試すこと)は、過去の値動きを1ティック(値動きの最小の記録)ずつ読み直す作業です。期間を長くとるほど、また精度を上げるほど、手元に置くデータが増えます。ZEN AI LABの以前の検証では、約4.7年分で141,537,957ティックを使いました。

ZEN AI LABが検証しているEAは、動かしている間は、いまの売買値と直近の足を見て売買します。過去何年分もさかのぼって読み直すのは、テストのときだけです。

動かす側に持ち込むのは、EA本体と設定だけ

ZEN AI LABが移すなら、持っていくのはEA本体(MQL5\Experts に置いたファイル)と、そのEAに使う設定だけにします。上の表のうち、取り込んだ高品質データ(25.42GB)とカスタム銘柄(3.15GB)は、どちらも過去を検証するために自分で入れたものなので、動かす側には持ち込みません。

この2つを合わせると28.57GBで、表の51.3GBのうち、この分は動かす側に要りません。ヒストリー(19.28GB)も持ち込みません。動かす側のMT5で要る分は、そちらで取引会社のサーバーから落とすことになります。

国内で借りるなら、メモリ4GBを超えるのはWin3から

ZEN AI LABが使っているのは海外の事業者のVPSです。日本語でやりとりしたい場合は、国内の事業者にもWindowsが動くプランがあります。

ABLENET VPSの日本語の公式ページを2026年9月25日に開いて確認した表記です。Windowsが動くプランは7段階あり、そのうち小さい3つを並べます。

プランメモリ(増量中の表示)コア・SSD月額(契約時特別価格→更新後価格)
Win11GB(2GB)2コア・60GB1,587円→2,208円〜
Win22GB(3.5GB)3コア・120GB2,070円→2,865円〜
Win34GB(6GB)4コア・150GB3,490円→5,098円〜

ページには「※価格は全て税込表示です。」「利用料の契約時特別価格は、契約時の初回お支払いのみの適用となり、更新時は更新後価格となります。」と書かれています。初期費用は0円、最大10日間のお試しができるとあり、「初期費用無料・申込月の料金無料」「初回利用料は翌月分からの請求」とも書かれています。

ZEN AI LABのVPSの4GBより大きいのは、増量中の表示で6GBのWin3からです(Win3の標準は4GB)。増量は期間のあるキャンペーンなので、契約前に現在の表示を確認してください。ZEN AI LABはABLENETを使っていないので、速いか遅いか、止まりにくいかは書けません。

向いているのは、日本語のサポート窓口が欲しい人と、支払いを国内で済ませたい人です。向いていないのは、まだバックテストの段階にいる人です。その段階では自分のPCで足ります。

ABLENET VPSの公式ページを見る(広告・A8.net)

測っていないこと

  • EA1本あたりがメモリをどれだけ使うか。何GBあれば足りるかは、これを測ってからでないと言えません
  • 稼働中にディスクをどれだけ使うか
  • VPSでメモリを使っていたものの内訳(3,984MBだった午後と979MBだった夜の差)と、管理画面の「Used」がキャッシュを含むかどうか

手元のMT5は取引口座につないだままなので、測るためだけに起動するとEAが動き出すおそれがあります。検証用の口座を分けてから測り、この記事に追記します。数字はいずれも2026年9月16日時点のZEN AI LABの1台分で、使い方が違えば変わります。料金とプラン構成も変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確認してください。

まとめ

  • EAを24時間動かす環境は、ディスクより先にメモリの空きで選ぶ
  • ZEN AI LABの4GBのVPSは、ディスクが19GB空いていてもメモリは残り約110MBだった
  • 検証用のデータ(ZEN AI LABでは51.3GB)は、動かす側に持ち込まない

次にやることは3つです。

  1. タスクマネージャーの「詳細」タブで、terminal64.exe のメモリを見る
  2. 動かす側に持っていくものを、EA本体(MQL5\Experts)と設定だけに絞る
  3. VPSを借りるなら、見たメモリより大きいプランに絞り、増量の表示を契約前に確かめる

関連する検証

出典

  • ZEN AI LABのPC: MT5のフォルダ容量(PowerShell・2026年9月16日 23時)
  • ZEN AI LABのVPS: Hyonixの管理画面の使用量表示(2026年9月16日 午後・23時台)
  • ABLENET VPS 公式ページ(実ブラウザで2026年9月25日に確認) https://www.ablenet.jp/vps/

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