ジャグラーのデータ取りをエクセルで|記録する列と最初の集計3つ

ジャグラーのデータ取りをエクセルで|記録する列と最初の集計3つ

ZEN AI LAB のキャラクター ZEN

監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

通っている店のジャグラーのデータを毎日見ているのに、頭の中とメモだけでは傾向が分からない。エクセルにためたいが、何を書いてどう並べるかで手が止まっている方向けの記事です。

記録の形は「1行=1台×1日」です。列は日付・店・機種・台番号・総回転数・BIG・REG・差枚の8つ。合算は書かずに、式で出します。

この記事では、列の並べ方と、最初に作る集計3つを式つきで書きます。式は8行の見本データで計算が合うことを確かめました。読み終えたら、今日のぶんから同じ形で記録を始められます。この記事は、列と集計の式を自分で組む人向けです。式を入れ終えた表がほしいなら、マクロなしのスロットのデータ取りエクセル無料テンプレートを無料で配っています。

記録するのは8列。1行に「1台の1日ぶん」を書く

エクセルの1行目に見出しを作り、2行目から下へ足していきます。

列入れるもの書き方
A 日付その数字の日2026/10/1 の形
B 店店の名前毎回同じ表記
C 機種機種の名前毎回同じ表記
D 台番号台の番号数字
E 総回転数その日に回されたゲーム数数字だけ
F BIGBIGの回数数字
G REGREGの回数数字
H 差枚出たメダルと入れたメダルの差非公開なら空

BIGとREGは、ジャグラーのボーナスの2種類です。この2つを合わせた当たりやすさを「合算」と呼びます。総回転数を、BIGとREGを足した回数で割ると出ます。5,200回転でBIGが18回、REGが14回なら、5200÷32で162.5。合算は1/162.5です。

合算の列は作りません。E・F・G列があればいつでも出せますし、あとで書くとおり、合算どうしは足したり平均したりできないからです。

台を縦、日付を横に並べた表は、見た目は分かりやすいです。ただ、日が増えるたびに列が増えて、関数でまとめにくくなります。縦に足していく形なら、何日たっても式は同じままです。

BIG・REG・合算という数字そのものの読み方は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。

公開される列は店やサイトで違う。先に「何が取れるか」を見る

8列ぜんぶが、どの店でも埋まるわけではありません。

ZEN AI LABは、自社で作ったツール(MinRepo Collector)を使って、みんレポというデータサイトから2店舗ぶんを集めました。そのCSVを読み直すと、店によって入っている列が違いました。

  • 123宝塚店(兵庫県): ジャグラー156台・103日ぶんで16,068行。BIGとREGは全行に入っていました。差枚は公開されていません
  • パーラースーパーセブン新中野店: ジャグラー27台・85日ぶんで2,295行。差枚は入っていました。BIGとREGが入っていたのは、85日のうち17日ぶんだけです

期間の中に記録の無い日も、宝塚店で2日、新中野店で6日ありました。

ここから、記録を始める前に決めておくことが2つあります。

1つめ。自分の店で、どの列が取れるかを先に見ます。BIGとREGが取れない店では、合算は出せません。総回転数と差枚だけの記録になります。

2つめ。数字が無いセルは、0を入れずに空のままにします。宝塚店のCSV(当時のツールで出力したもの)は、差枚の列が全行0で埋まっていました。これだと「公開されていない」のか「ちょうど0枚だった」のか、あとから見分けられません。

呼び名もサイトやツールで違います。自社のCSVは18列あり、総回転数は「G数」、BIGは「BB」、REGは「RB」、合算は「合成確率」という名前でした。機種名も、北電子の製品ページでは「ファンキージャグラー2」の機種が、CSVでは「ファンキージャグラー2KT」でした。写すときは、自分の表の表記にそろえます。1文字でも違うと、エクセルは別の機種として数えます。

データサイトから写すときは、そのサイトの決まりを先に読み、短い時間に何度も開いて負荷をかけないようにしてください。自動での取得や転載を禁じているサイトもあります。

みんレポについてZENが確認できたのは、次の2点です。利用規約のページは、2026年9月16日に探した範囲では見つかりませんでした。「当サイトについて」のページには、次の一文があります(2026年10月9日に確認)。

当サイトのデータを引用する際は、必ず該当ページへのリンクを掲載するようにお願いいたします。

集計した数字を人に見せるときは、元のページへのリンクを付けます。

まず8行の見本を打ち込んで、式が合うか確かめる

自分のデータで式を作ると、答えが合っているのかどうかが分かりません。先に、答えの分かっている小さな見本で試します。

次の8行は、式の確認用に作った架空の数字です。実在の店や台の数字ではありません。カンマで区切った1つずつを、A〜G列のセルに打ち込んでください。H列の差枚は、公開されていない店を想定して空にしています。

式の答えは、Excel本体ではなく、Excelの関数を再現する計算ライブラリで確かめたものです。

日付,店,機種,台番号,総回転数,BIG,REG
2026/10/1,サンプル店,ネオアイムジャグラーEX,101,5200,18,14
2026/10/1,サンプル店,ネオアイムジャグラーEX,102,800,1,0
2026/10/1,サンプル店,マイジャグラーV,201,6400,24,20
2026/10/2,サンプル店,ネオアイムジャグラーEX,101,3100,9,10
2026/10/2,サンプル店,ネオアイムジャグラーEX,102,4500,15,16
2026/10/2,サンプル店,マイジャグラーV,201,300,0,0
2026/10/3,サンプル店,ネオアイムジャグラーEX,101,7000,27,21
2026/10/3,サンプル店,マイジャグラーV,201,5600,22,15

見出しが1行目、データが2行目から9行目に入ります。102番の台は10月3日の行がありません。記録が抜けた日がある、という想定です。

エクセルのA列からH列に日付・店・機種・台番号・総回転数・BIG・REG・差枚を並べ、1行に1台の1日ぶんを書く表の形と、そこから作る3つの集計(機種別の合算・台番号別に何日ぶん・回転数の少ない行を除く)の関係を示した図。見本データでの答えも入っている

行ごとの合算を見たいときは、I2に次の式を入れて下へコピーします。

=IF(F2+G2=0,"",ROUND(E2/(F2+G2),1))

BIGとREGがどちらも0の行は、割り算ができずにエラーになります。先頭のIFは、その行を空にするためのものです。見本では7行目(300回転・0回)が空になり、2行目は162.5と出ます。

集計1: 機種別の合算は、合計どうしを割って出す

K2に「ネオアイムジャグラーEX」、K3に「マイジャグラーV」と打ちます。L2に次の式を入れて、L3へコピーします。

=ROUND(SUMIFS(E:E,C:C,K2)/(SUMIFS(F:F,C:C,K2)+SUMIFS(G:G,C:C,K2)),1)

SUMIFSは、条件に合う行だけを足す関数です。この式は「C列がK2と同じ行」の総回転数を足し、同じ行のBIGとREGの合計で割っています。

見本の答えは、ネオアイムジャグラーEXが157.3、マイジャグラーVが151.9です。合算は1/157.3と1/151.9になります。

ここで、行ごとの合算を平均してはいけません。ネオアイムジャグラーEXの5行の合算は、162.5、800.0、163.2、145.2、145.8です。この5つを平均すると283.3になります。合計どうしを割った157.3とは、大きくずれます。

ずれの原因は、800回転でボーナス1回の行です。回転数の少ない行も、7,000回転の行と同じ重さで平均に入ってしまいます。

もう1つ、BIGとREGが空の行が混じる表では、この式は使えません。総回転数は全部の行を足すのに、ボーナスは入っている行しか足さないからです。見本に「102番・10月3日・6000回転・BIGとREGは空」の1行を足すと、ネオアイムジャグラーEXの答えは157.3から203.1に変わります。

その場合は、総回転数を足す側に「F列が0以上」の条件を足します。空のセルはこの条件に合わないので、BIGが入っている行だけが残ります。

=ROUND(SUMIFS(E:E,C:C,K2,F:F,">=0")/(SUMIFS(F:F,C:C,K2)+SUMIFS(G:G,C:C,K2)),1)

この式なら、空の行を足したあとも157.3のままです。確かめ終わったら、足した1行は消してください。残すと、このあとの見本の答えが合わなくなります。

集計2: 台番号別に「何日ぶんたまったか」を先に数える

台番号ごとの数字を見る前に、その台の記録が何行あるかを数えます。K6・K7・K8に台番号の101・102・201を打ち、L6に次の式を入れて下へコピーします。

=COUNTIFS(D:D,K6)

COUNTIFSは、条件に合う行の数を数える関数です。見本では101番が3、102番が2、201番が3と出ます。102番は1日ぶん抜けているので、2です。

隣のM6には、その台の総回転数の合計を出しておきます。

=SUMIFS(E:E,D:D,K6)

見本の答えは、101番が15300、102番が5300、201番が12300です。

台番号ごとの合算は、集計1の式のC:CをD:Dに、K2をK6に変えれば出せます。ただ、その前に見てほしいのが、この日数と総回転数です。数が少ない台の合算は、まだ何も言えない数字です。

複数の店を同じ表に入れているなら、店の条件を足します。=COUNTIFS(B:B,"サンプル店",D:D,K6) の形です。

集計3: 回転数が少ない行は、条件を1つ足して除く

800回転や300回転の行は、合算を大きく動かします。除いた数字も並べておくと、見比べられます。M2に次の式を入れて、M3へコピーします。

=ROUND(SUMIFS(E:E,C:C,K2,E:E,">=1000")/(SUMIFS(F:F,C:C,K2,E:E,">=1000")+SUMIFS(G:G,C:C,K2,E:E,">=1000")),1)

集計1の式に、「E列が1000以上」という条件を足しただけです。残った行数は、N2に =COUNTIFS(C:C,K2,E:E,">=1000") で出します。

機種全部の行1,000回転以上の行だけ
ネオアイムジャグラーEX1/157.3(5行)1/152.3(4行)
マイジャグラーV1/151.9(3行)1/148.1(2行)

1,000という線は、見本用に仮に置いたものです。何回転から残すべきか、という決まった線はありません。線を変えると数字がどう動くかを見るための集計です。

除くのは、回転数で決めます。「合算が悪い行を除く」のように結果で選ぶと、残った数字は良く見えるほうへ寄ってしまいます。

ピボットテーブルでも、同じ合計を出せる

式を書くのが面倒なら、ピボットテーブルでも同じことができます。表の中のセルを選び、「挿入」タブの「ピボットテーブル」を押します。行に機種、値に総回転数・BIG・REGを入れ、値の集計が「合計」になっているかを見ます。

見本なら、ネオアイムジャグラーEXは総回転数20,600、BIG70、REG61と出るはずです。合算は、その横のセルで20600÷(70+61)と割って出します。

何日ぶん要るかに、決まった日数は無い。1台の1日では言えない

1台の1日ぶんを、仮に3,000回転とします。

ジャグラーの台には設定が1から6まであり、数字が大きいほどボーナスが当たりやすくなっています。北電子の公式確率から計算すると、ネオアイムジャグラーEXでは、設定1の台でも3,000回転で9.22%が、設定6の公式値以上の合算になります。

北電子の製品ページには「※上記数値は工場データから算出した予測値です。」と注記があります。計算は、毎ゲームの抽選が独立で、公式の確率どおりだとしたものです。回転数ごとの表は、ジャグラーは何回転で設定がわかるのかに載せました。

同じ計算で、8,000回転なら1.76%まで下がります。日数よりも、集計2のM列に出した総回転数の合計を見てください。その合計を回転数ごとの表に当てると、「設定1でもこう見える確率」がどのくらい残っているかが分かります。

行のたまり方は、何を見たいかで変わります。

  • 機種別に見るなら、1日でその機種の台数ぶんの行が増えます。宝塚店のネオアイムジャグラーEXは72台あり、1日で72行でした
  • 台番号別に見るなら、1日に1行しか増えません。同じ店を103日集めても、1台あたり103行です

細かく分けるほど、1つの条件に残る行は減ります。曜日別、末尾別と切っていく前に、集計2でたまった行数を見てください。行数の少ない条件の数字は、参考として扱います。

たくさん集めれば何かが見つかる、とも限りません。宝塚店の156台・103日ぶんで前日の影響を数えた結果は、ジャグラーの前日出た台は翌日も出るのかに書きました。

集計して分かるのは、ためた期間の数字の傾向までです。台の設定や、この先の結果は分かりません。

手で写すのが大変になったら、集める作業だけツールに任せる

1店舗の全台を毎日写すと、台数ぶんの行を毎日打つことになります。宝塚店なら、ジャグラーだけで1日156行です。

ZEN AI LABが作った自社ツールに、MinRepo Collectorがあります。みんレポの店舗別データを、期間を指定して集めてCSVに保存するWindows用のツールです。CSVはエクセルで開けます。ZENが集めたときのCSVは、この記事の表とは列の並びが違いました。式の列の記号は、CSVに合わせて読み替えます。

使う前に知っておいてほしいことです。

  • 有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版(v1.2.5)には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面があります。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません
  • みんレポの公開ページに依存しています。サイトの仕様変更で取得できなくなることがあります
  • 無料版があります。登録できる店舗は1件、期間は直近7日までです
  • 無料版では、BIG・REGの回数の収集と、全店舗の一括更新は使えません。出力するCSVの末尾には、無料版であることを示す1行が付きます
  • 無料版のページには、2026年10月16日に配布版をWindows 11で起動して画面を確かめたと書かれています。実際のサイトからの新しい取得は、その確認では行っていないとも書かれています
  • 無料版は、LINE公式アカウントの友だち追加で受け取れます

無料版ではBIGとREGが集まらないので、この記事の合算の式は、無料版のデータだけでは計算できません。

製品版のページには、BIG・REGの回数も続けて集められると書かれています。この記事の合算の式を使うなら、製品版で集めたデータが必要です。

くわしくはMinRepo Collector 無料版のページと、MinRepo Collectorのページにあります。

差枚の列が無い表でも、BIGとREGと回転数から出す式はジャグラーの差枚の計算式にまとめました。

自分の店のデータを、何週間分もためて見返すなら

MinRepo Collector(みんレポコレクター PRO)v1.2.5 の商品画像。ホールカルテの画面と、URLを貼るだけ・全台データ自動収集・CSV・PDF出力の説明

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。

  • ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
  • note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
  • 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
実際の画面と使い方を見るココナラで購入する(1,000円)まず無料版を受け取る

価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。

確かめたことと、データでは分からないこと

確かめたことは、次のとおりです。

  • 記事の式は、8行の見本データを入れたエクセルのファイルを作り、Pythonの計算ライブラリ(formulas)で式を評価しました。同じ集計をPython(pandas)でも計算し、22個のセルの答えがすべて一致しました
  • BIGとREGが空の行を1つ足した場合の2つの式も、同じ方法で確かめました
  • 2店舗ぶんのCSVは、列名と、列ごとに数字が入っている行の数だけを数えました。ジャグラーの行は、機種名に「ジャグラー」を含む行です
  • CSVの期間は、宝塚店が2026年5月24日から9月5日、新中野店が2026年6月5日から9月3日です
  • 新中野店でBIGとREGが空だった行は、ジャグラー2,295行のうち80.0%でした
  • みんレポの「当サイトについて」と2店舗のページ、MinRepo Collectorの2つのページは、2026年10月9日に実際のブラウザで開いて読みました
  • 3,000回転の9.22%は、北電子の製品ページ(2026年10月9日に確認)の確率から計算した値です

このデータでは分からないことは、次のとおりです。

  • Microsoft Excel本体では、式を実行していません。確かめたのは、Excelの関数を再現する計算ライブラリでの答えです。Excelで違う答えが出たら、見本の8行の打ち間違いを先に見てください。それでも合わなければ、式の側に原因があるかもしれません
  • 総回転数の合計を回転数ごとの表に当てる見方は、その台がずっと同じ設定だった場合の目安です。日によって設定が違う場合の計算はしていません
  • ピボットテーブルは、実際の画面で操作していません。書いた合計は、Pythonで計算した値です
  • Googleスプレッドシートなど、ほかの表計算ソフトでは試していません
  • 新中野店で、BIGとREGが17日ぶんしか入っていなかったのは、サイトに無かったからではなく、自社ツールの設定で、ほかの日のBIG・REGのページを読みに行っていなかったためです(ツールの記録で確認)。なぜその17日だけ読みに行く設定だったかは、記録に残っていません
  • MinRepo Collectorの現在のバージョン(v1.2.5)は、差枚を自分で0にすることはなく、みんレポの欄をそのまま写します。欄が「0」なら0、「-」や空欄、列が無いときは空欄になります(ソースと手元での試験で確認)。2026年9月に集めたCSVで0になっていたのは、そのときのみんレポの欄が0だったためです
  • この記事の数字は確率の計算と過去データの集計で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません

まとめ

ジャグラーのデータ取りは、「1行=1台×1日」の形で縦にためていけば、あとの集計は3つの式で始められます。

  1. A〜H列に、日付・店・機種・台番号・総回転数・BIG・REG・差枚を記録します。合算は書かず、数字の無いセルは空にします
  2. 8行の見本を打って、機種別の合算が157.3と151.9になるかを確かめます
  3. 自分のデータでは、台番号別の日数を先に見ます。行数の少ない数字は、参考として扱います

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