ジャグラーのやめどきは何回転?確率で言えることと言えないこと

ジャグラーのやめどきは何回転?確率で言えることと言えないこと

ZEN AI LAB のキャラクター ZEN

監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

当たった。ここでやめるか、もう少し回すか。あるいは、400回転当たっていない。いまやめるのが正しいのか。台の前で決められない方向けの記事です。

確率の上では、「区切りの良い所」はありません。当たった直後の台も、500回転ハマっている台も、次の100回転で当たる確率は同じです。ネオアイムジャグラーEXの設定1なら、どちらも44.9%です。

やめどきの材料になるのは、総回転数とBIG・REGの回数です。この記事では、北電子の公式の確率から、確率で言えることと言えないことを分けました。読み終えると、「何回転でこの数字ならやめる」という自分の線を、座る前に決められます。

BIG・REG・合算の見方の全体は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。

やめるのに良い区切りは、確率の上では無い

ジャグラーの当たり(ボーナス)は、BIG(大きいほう)とREG(小さいほう)の2種類です。設定は、店が台ごとに決める1から6の段階です。公式の表では、数字が大きいほど当たりの確率が高くなっています。

計算の前提は2つです。毎ゲームの抽選は前の結果に関係なく独立で、確率は公式の値をそのまま使います。公式ページには「※上記数値は工場データから算出した予測値です。」と注記があります。確認したのは2026年10月9日です。

この前提で、いまから回したときに1回以上当たる確率を出しました。ネオアイムジャグラーEX(以下、アイム)の数字です。

台の設定次の100回転次の300回転次の500回転
設定144.9%83.2%94.9%
設定654.5%90.6%98.0%

この表には、「いま何回転ハマっているか」の列がありません。要らないからです。当たった直後でも、500回転ハマっていても、設定1なら次の100回転は44.9%です。マイジャグラーV(以下、マイV)は、設定1が45.8%、設定6が58.4%でした。

同じ前提のまま、乱数でも検算しました。アイムの設定1と6を10万回ずつまわし、2,000回転の時点の状態で台を分けました。そのあとの100回転で当たった割合は、次のとおりでした。

2,000回転の時点の状態設定1設定6
当たりから20回転以内45.3%54.8%
300回転以上ハマっている45.3%54.7%
直前の100回転で2回以上当たった45.3%54.4%

3つとも、計算の44.9%と54.5%のそばに並びました。

ジャグラーを続けるかやめるかの材料になるものと、ならないものを左右に分けた図。材料になるのは総回転数とBIG・REGの回数、それと先に決めた線。ならないのは直前の当たり、ハマりの長さ、連チャン。ネオアイムジャグラーEXの設定1では、当たった直後も500回転ハマり中も、次の100回転で当たる確率は44.9%

「当たったからやめる」「ハマったからやめる」「連チャンが終わったからやめる」。どれも、確率の上では理由になりません。スランプグラフ(メダルの増減のグラフ)の形も同じです。右上がりでも右下がりでも、それはここまでの結果です。次の1回転の確率は動きません。

ハマりそのものの確率は、ジャグラーのハマり確率に書きました。ハマったあとの台については、ジャグラーのハマり後は当たりやすいのかで扱っています。

天井の回転数を区切りにする考え方については、ジャグラーに天井はない?で天井の有無を確かめています。

やめどきの材料になるのは、総回転数とBIG・REGの回数

上の表で、行によって違ったのは設定だけでした。この先の当たりやすさを決めるのは、台の設定です。

設定は、打つ人には見えません。見えるのは、総回転数と、BIG・REGの回数です。この3つから「設定がどのくらいに見えるか」を見積もる。確率で言えるやめどきの材料は、これだけです。

合算は、総回転数をBIGとREGの合計回数で割った数字です。回転数が少ないうちは、この見積もりは当てになりません。良く見えるときも、悪く見えるときも同じです。

  • アイムの設定1の台でも、1,000回転では24.67%が設定6の公式値以上の合算に見えます。約4台に1台です(何回転で設定がわかるのか)
  • REGがBIGより多い台は、アイムの設定1でも1,000回転なら21.5%あります(REG先行の記事)
  • 3,000回転で合算1/130の台を、設定5・6と読める割合は41.0%です。設定1〜6が同じ割合で置かれていると仮定した場合の数字です(3,000回転の合算の記事)

悪いほうも同じです。アイムの設定6の台でも、1,000回転では20.49%が設定1の公式値以下の合算になります。1,000回転で合算が悪い、というだけでは、設定は言えません。

あと1,000回転では、設定1と6の当たりの差は平均2回ほどしか開かない

「もう少し回せば分かるかもしれない」と考えて続けることがあります。あと1,000回転で、どのくらい分かるのか。

アイムを1,000回転まわしたときの当たりの回数は、設定1で平均5.9回、設定6で平均7.8回です。差は2回ほど。9割以上の台が入る幅は、設定1が2〜10回、設定6が4〜13回でした。4回から10回のあいだは、どちらの設定でもふつうに出る回数です。

いま2,000回転の台が、あと1,000回転で「設定6の公式値以上の合算」になる確率も出しました。3,000回転で合計24回以上、という条件です。

いま(2,000回転)設定1の台なら設定6の台なら
10回(合算1/200.0)0.3%2.9%
14回(合算1/142.9)7.9%26.4%
16回(合算1/125.0)24.7%52.5%

2,000回転で14回の台は、設定6でも26.4%しか24回に届きません。設定1でも7.9%は届きます。あと1,000回転で開く差は平均2回ほどです。3,000回転の合算には、いまの回数が大きく残ります。

逆の読み方もできます。2,000回転で10回の台は、設定6だったとしても、3,000回転で設定1の公式値以下(17回以下)のままの確率が47.5%あります。合算が悪い台を1,000回転追っても、見た目が良くなるとは限りません。

これは「見え方」の話です。当たりやすさは設定で決まっていて、いまの回数とは関係がありません。

何回転で見切るかは、先に線を決めて数字と比べる

「何回転で見切るか」に、確率が出せる正解はありません。出せるのは、線を引いたときに何が起きるかです。手順は3つです。

  1. いまの総回転数と、BIG・REGの合計回数を見ます
  2. その数字が設定ごとにどのくらい出るかを、表で確かめます
  3. 自分が先に決めた線と比べます

線は、「3,000回転で当たりが19回以下ならやめる」のような形です。どの線が良いかを、ZEN AI LABは勧めません。代わりに、その線に各設定の台がどのくらいの確率でかかるかを計算しました。アイムの3,000回転です。かっこの中は、その回数ちょうどのときの合算です。

線(3,000回転で)設定1設定4設定6
17回以下(1/176.5)48.7%21.9%10.2%
19回以下(1/157.9)66.8%37.5%20.5%
21回以下(1/142.9)81.3%54.9%34.8%
23回以下(1/130.4)90.8%70.9%51.1%

「19回以下ならやめる」と決めると、設定1の台は66.8%がやめになります。設定6の台も20.5%、約5台に1台がやめになります。線をきびしくして23回以下にすると、設定1は90.8%がかかります。そのかわり、設定6も51.1%がかかります。

設定1の台だけがかかり、設定6の台はかからない線は、どこにもありません。

マイVは、設定1と6の確率の差がアイムより大きい機種です。同じ線でも、設定6がかかる確率は低くなります。

線(3,000回転で)設定1設定4設定6
17回以下(1/176.5)44.0%16.0%3.8%
19回以下(1/157.9)62.3%29.4%9.0%
21回以下(1/142.9)77.8%45.8%18.0%
23回以下(1/130.4)88.5%62.5%30.7%

マイジャグラーVIは公式の確率がVと同じなので、同じ表になります。

線を見る回転数でも変わります。「設定1の公式値以下の合算ならやめる」という同じ線を、アイムで回転数だけ変えて比べました。

見る回転数線設定1設定6
1,000回転5回以下45.57%20.49%
2,000回転11回以下47.61%14.23%
3,000回転17回以下48.66%10.18%
5,000回転29回以下49.91%5.46%

設定1の台がかかる確率は、どの回転数でも半分弱です。設定6の台がかかる確率は、20.49%から5.46%まで下がります。早く見切るほど、設定6の台も同じ線にかかりやすくなります。

この表は、その回転数で1回だけ見たときの確率です。打ちながら何度も見ると、かかる確率は上がります。1,000・2,000・3,000回転の3回見て、1度でも線にかかったらやめる。この決め方を乱数で10万回まわすと、設定1の台は66.2%、設定6の台は27.3%がやめになりました。3,000回転で1回だけ見るときの10.18%と比べて、設定6は2倍以上です。

「その回数だった台が、設定いくつなのか」は、また別の数字です。店が各設定を何台ずつ置いているかで変わります。同じ割合と仮定した表は、上の3,000回転の合算の記事にあります。

北電子の表には、設定ごとの出玉率も載っています。入れたメダルに対して戻るメダルの割合の、予測値です。アイムは設定1が97.0%、設定3が99.5%、設定4が101.1%、設定6が105.5%。確認した9機種とも、100%を超えるのは設定4からでした。機種ごとの値はジャグラーの確率表に並べています。

予算と時間は、確率では決められない

ここまでの計算に、使えるお金と時間は出てきません。確率が同じでも、どこまで続けられるかは人で違います。これは計算の外にあります。

  • 使う金額と、帰る時刻の上限を、座る前に決めます
  • 打ちながら線を動かしません。動かすと、線を決めた意味がなくなります
  • 上限に来たら、台の数字が良くても悪くても、そこで終わりにします

のめり込みが心配なときの相談先として、厚生労働省は保健所と精神保健福祉センターを挙げています(厚生労働省「依存症対策」)。

1台の1日の数字では、ここまでしか分からない

やめどきの材料は「設定がどのくらいに見えるか」でした。1台の1日ぶんの数字では、その見積もりは粗いままです。

同じ店の全台を何日分も並べると、見えるものが増えます。良い数字がいつも同じ機種や台に出ているのか、毎回ばらばらなのか。1台の数字では分からないことです。ただ、全台の数字を毎日手で写すのは大変です。

ZEN AI LABは、この作業のためにMinRepo Collectorという自社ツールを作りました。みんレポの店舗別データを集めて、CSVに保存するツールです。有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面もあります。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。

みんレポの公開ページに依存しているので、サイトの仕様が変わると取得できなくなることがあります。無料版もあります。無料版は1店舗・直近7日までで、BIG・REGの回数の収集は使えません。

やめた直後に次の人が当てる場面がなぜよく起きるのかは、やめた台を次の人が当てるのはなぜ?で計算しています。

ハマっている最中に、あと何回転で次が来るかはジャグラーのハマり中のやめ時で計算しています。

設定の見込みから見切りを考えるなら、ジャグラーの見切りは何回転?で言える回転数を計算しています。

自分の店のデータを、何週間分もためて見返すなら

MinRepo Collector(みんレポコレクター PRO)v1.2.5 の商品画像。ホールカルテの画面と、URLを貼るだけ・全台データ自動収集・CSV・PDF出力の説明

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。

  • ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
  • note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
  • 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
実際の画面と使い方を見るココナラで購入する(1,000円)まず無料版を受け取る

価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。

確かめたことと、データでは分からないこと

確かめたことは、次のとおりです。

  • 設定ごとのBIG・REGの確率と出玉率は、北電子の製品ページを2026年10月9日に実ブラウザで読み取りました。対象は9機種です
  • 確率はすべて、公式のBIGの確率とREGの確率を足したものを、1回転で当たる確率として計算しました
  • 「あと1,000回転」の表は、いまの回数に、次の1,000回転の当たりの回数を足して計算しました。24回は、3,000回転に設定6の合算の確率を掛けて切り上げた回数です
  • 「9割以上の台が入る幅」は、回数の下から5%の点と95%の点の間です。実際に入る割合は、設定1で94.2%、設定6で92.4%でした
  • 乱数の検算は、アイムの設定1と6を10万回ずつ、3,000回転までまわしました。当たりから20回転以内の台は、設定1で11,730回ぶん、設定6で15,094回ぶんありました
  • 同じ乱数で、線の表も検算しました。3,000回転で19回以下は、設定1が計算66.8%・検算67.0%、設定6が計算20.5%・検算20.4%です
  • 相談先の記載は、厚生労働省の「依存症対策」のページを2026年10月9日に読んで確かめました
  • MinRepo Collectorの説明は、2026年10月9日に製品ページと無料版のページで確認しました

このデータでは分からないことは、次のとおりです。

  • ホールの実機のデータとは照らし合わせていません。公式の値は「工場データから算出した予測値」です。北電子はホームページに載せた以外の数値には答えないとしており、検定の公示にも試験の結果は載らないので、実際の台がこのとおりに当たるかは外からは確かめられません(2026年11月6日確認)
  • 計算は、毎ゲームの抽選が独立で、BIGとREGが同じゲームで同時に当たらないという前提です。実際の台の抽選の仕組みは北電子の製品ページに書かれておらず、この前提はまだ確かめられていません
  • 時間帯ごとの記録と、やめたあとの台がどうなったかの記録は、持っていません。「夕方からは」「やめたあとに当たった」といった話は、この記事では確かめられません
  • 線の表は、その回転数の時点で1回だけ見たときの確率です。何度も見る場合は、1,000・2,000・3,000回転の3回見る例を乱数で出しただけです。ほかの見方や、ほかの線では計算していません
  • 枚数・収支は計算していません。BIGやREGで何枚出るかの内訳が、公式ページに無いためです。出玉率がどんな打ち方・何枚掛けを前提にした値かも、北電子の製品ページに書かれておらず(2026年11月6日確認)、外からは分かりません
  • 小役(ぶどうなど)は使っていません。小役の確率は公式ページにありません
  • 設定2・3・5の数字は、本文の表には載せていません。計算の結果は手元のファイルにあります
  • この記事の数字は確率の計算で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません

まとめ

確率で言えるやめどきの材料は、総回転数とBIG・REGの回数だけです。

  1. 当たった直後かハマり中かで決めません。アイムの設定1なら、どちらも次の100回転は44.9%です
  2. 「何回転で、当たりが何回以下ならやめる」という線を、座る前に決めます。どの線でも設定6の台がかかる確率は残ります
  3. 使う金額と帰る時刻の上限も、座る前に決めます。これは確率では決まりません

2 COMMENTS

ジャグラーの見切りは何回転?「設定6ではなさそう」と言える回転数を計算

[…] 上の数字は、その回転数で1回だけ見たときのものです。何度も見ると、線を下回る台は増えます。合算だけで線を引く場合(設定1の公式の合算以下ならやめる)は、ジャグラーのやめどきで計算しました。その線で1,000・2,000・3,000回転の3回見ると、アイムの設定6の台の27.3%がやめになります。 […]

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