知恵袋には「ハナハナと ジャグラーはどちらが初心者向けですか?」という質問がありました(Yahoo!知恵袋)。
違うのは3つです。ハナハナは当たりが重いぶん1回の枚数が多く、ジャグラーは当たりが軽いぶん1回の枚数が少ない。光るタイミングは、ハナハナが全てレバーを叩いた瞬間、ジャグラーは4回に3回が第3ボタンを離した瞬間です。設定(店が台ごとに決める当たりやすさの段階)も、ハナハナは5つ、ジャグラーは6つです。どちらが初心者向けかは、どちらのメーカーの公式にも書かれていません。この記事の数字で、どちらの出方が自分に合うかを決められます。
比べたのは、各社の公式に載っている一番新しい機種です。ハナハナはパイオニアのニューキングハナハナV(2026年1月発売)、ジャグラーは北電子のマイジャグラーVI(2026年10月導入)です。2026年11月6日に公式のページを開いて確かめました。
設定は、店が台ごとに決める段階で、数字が大きいほど当たりやすくなります。BIGは大きいほうのボーナス、REGは小さいほうのボーナス、合算は2つを合わせた当たりの確率です。ジャグラーのデータの見方の全体は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。
公式の数字を並べると、違いは当たりの重さと1回の枚数
設定1どうしで並べました。ハナハナの確率は、パイオニアの製品情報(PDF)の表の値です。分母は整数で書かれています。
| 見るところ | ハナハナ(ニューキングハナハナV) | ジャグラー(マイジャグラーVI) |
|---|---|---|
| BIG(設定1) | 1/299 | 1/273.1 |
| REG(設定1) | 1/496 | 1/409.6 |
| 合算(設定1) | 1/186 | 1/163.8 |
| BIGの獲得枚数 | 約312枚 | 約240枚 |
| REGの獲得枚数 | 約130枚 | 約96枚 |
| 設定の段階 | 1・2・3・4・Vの5つ | 1〜6の6つ |
| 出玉率(低い設定〜高い設定) | 97%〜108% | 97.0%〜109.4% |
出玉率は、入れたメダルに対して戻ってくるメダルの割合です。ハナハナの最高設定は、公式の表では「設定V」と書かれています。ハナハナのBIGの「約312枚」には、公式に「※BT含む」と注記があります(BTの説明は製品情報にありませんでした)。北電子の表の下には「※上記数値は工場データから算出した予測値です。」とあります。
ジャグラーのほかの機種の数字は、ジャグラーの種類と違いに、獲得枚数はジャグラーのビッグは何枚?に並べています。
どちらを打つかは、出方の好みで決める
設定1の出玉率は、どちらも97%です。違いは出方の形です。当たりの回数を多く見たいならジャグラー(1,000回転で平均6.10回)、1回の枚数とレバーで分かる告知を取るならハナハナ(1回平均約243.5枚)です。ただしハナハナは、設定1で500回転以上当たらないことが約15回に1回あり、ジャグラーの約21回に1回より多くなります。
ハナハナは当たりが重く、1回のボーナスの枚数が多い
表の数字から、ボーナス1回あたりの平均の枚数を出しました。BIGとREGが来る割合で、公式の獲得枚数を平均したものです。毎ゲームの抽選が独立で、公式の確率どおりだとしています。
| 設定1 | ハナハナ | ジャグラー |
|---|---|---|
| ボーナスのうちBIGの割合 | 62.4% | 60.0% |
| ボーナス1回の平均 | 約243.5枚 | 約182.4枚 |
| 1,000回転で来るボーナスの平均 | 5.36回 | 6.10回 |

ハナハナは、ジャグラーより当たりの回数が1,000回転で約0.7回少ない代わりに、1回あたり約61枚多くなります。1,000回転で来るボーナスの枚数を足すと、設定1でハナハナ約1,306枚、ジャグラー約1,113枚です。これは公式の「獲得枚数」を足しただけの数字で、ぶどうなどの小役や、回すのに使ったメダルは入っていません。台全体でどれくらい戻るかは、上の表の出玉率のほうで見ます。
当たりが重いぶん、ハマりはハナハナのほうが長くなりやすい
合算が重いと、当たらない時間が長くなりやすくなります。ボーナスが合算の確率どおりに来るとして、500回転・1,000回転以上当たらない確率を出しました。
| 当たらない長さ | ハナハナ設定1 | ジャグラー設定1 | ハナハナ設定V | ジャグラー設定6 |
|---|---|---|---|---|
| 500回転以上 | 6.75% | 4.68% | 3.53% | 1.25% |
| 1,000回転以上 | 0.46% | 0.22% | 0.12% | 0.02% |

設定1で500回転以上当たらないのは、ハナハナで約15回に1回、ジャグラーで約21回に1回です。ジャグラーのハマりの確率は、ほかの機種も含めてジャグラーの500ハマり確率で計算しています。
光るタイミングが違う。ハナハナは全てレバーオン、ジャグラーは4回に3回が第3停止
どちらも、ランプが光ればボーナスが当たっています。パイオニアの製品情報には「ハイビスカスが光ればボーナス確定!!」、北電子の特設サイトには「GOGO!ランプが」「点灯すれば」「ボーナス確定!?」とあります。違うのは、光るタイミングです。
- ハナハナ: 「※告知は全てレバーオン」。レバーを叩いた瞬間に光ります。公式の「告知割合」では、当たったゲーム(単独当選時)で光るのが「1〜100G」で約85%、「101G〜」で約75%です。残りは次のゲームで光ります
- ジャグラー: ボーナスが当たったときの1/4が「先告知」で、レバーON時など回り始めに光ります。3/4は「後告知」で、第3ボタンを離した瞬間に光ります

ハナハナは、当たったゲームのレバーを叩いた瞬間に約75〜85%が光ります。ジャグラーは、3つのリールを止め終わるまで光るかどうかを待つことが多くなります。打ち方の手順は、ジャグラーの打ち方にまとめています。
パイオニアの製品情報には、ボーナスの終わりに「“必ず光る”ハイビスカスランプ」の色が赤から変わり、「光った色によって期待度が上昇!?」ともあります。何の期待度なのかは書かれていないので、この記事では扱いません。北電子の特設サイトには、ボーナス後のランプの記載はありませんでした。
設定の差は、REGで見るとジャグラーのほうが大きい
表の倍率は、設定1の確率の分母を最高設定の分母で割った値です。大きいほど、設定によって当たりやすさが変わります。
| 設定1と最高設定の差 | ハナハナ(1とV) | ジャグラー(1と6) |
|---|---|---|
| BIG | 1.18倍 | 1.19倍 |
| REG | 1.33倍 | 1.79倍 |
| 合算 | 1.24倍 | 1.43倍 |
BIGの差はほぼ同じです。どちらもREGの差がいちばん大きく、ハナハナは1.33倍、ジャグラーは1.79倍です。設定の考え方は、ジャグラーの設定とはに書きました。店で2機種のREGの出方を比べるなら、両方の台の回転数とBIG・REGの回数を日ごとに写しておく必要があります。
どちらを打つにしても、パチスロは、なくなっても困らないお金と時間の範囲で遊ぶものです。のめり込みが心配なときは、厚生労働省が相談先として挙げる保健所や精神保健福祉センターがあります(厚生労働省「依存症対策」)。
店のデータを、同じ形で毎日ためるなら
MinRepo Collectorは、ZEN AI LABが作った自社ツールです。みんレポ(スロットのデータサイト)の店舗別データを、期間を指定して集めてパソコンに保存します。店の全台が対象で、ZEN AI LABが集めた店のデータでは、ジャグラー以外の機種にも回転数と差枚が同じ列で入っていました。ハナハナの行は手元の3店のデータに無いので、ハナハナの台でも同じ形で入るかは、このデータでは分かりません。
- 取得済みの日は取り直さず、新しい日の分だけを足していきます
- 有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版(v1.2.5)には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面があります。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません
- BIG・REGの回数を集められるのは有料版です。無料版は登録できる店舗が1件、1回に取得できるのは直近7日分までです。みんレポの公開ページに依存するので、取得できなくなることがあります
取得の流れと画面を試すならMinRepo Collector 無料版のページを、BIG・REGまでためるならMinRepo Collectorのページを見てください。
ジャグラーの中でどれを選ぶかは、ジャグラーのおすすめ機種は?で機種ごとの違いを並べました。
自分の店のデータを、何週間分もためて見返すなら

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。
- ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
- note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
- 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。
確かめたことと、データでは分からないこと
確かめたこと
- 2026年11月6日に、パイオニアの最新機種の一覧と、ニューキングハナハナVの製品ページ・製品情報PDF、北電子のマイジャグラーVIの製品ページと特設サイトを1回ずつ開きました
- ハナハナの製品ページは文字の本文に数字が無く、数字は製品情報PDFの画像から読みました。表と告知の割合は、2倍に拡大して読み直しました
- 計算の条件は、計算の前に文書で決めました
- パイオニアの表には、「工場データ」のような注記はありませんでした
データでは分からないこと
- 実機の当たりの値は、外からは確かめられません。検定で公示されるのは型式名や検定番号などで、試験の結果や確率は公示されないためです
- 比べたのは各社の一番新しい1機種ずつです。ほかのハナハナ・ジャグラーの機種では数字が違います
- ハナハナの30Φの台とスマート沖スロの台で数字が違うかは、製品情報に書き分けがありませんでした
- ZEN AI LABの3店のデータには、ハナハナはありませんでした。実データでの比べ方はしていません
- この記事の数字は公式の値と確率の計算で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません
まとめ
- 打つ前に、その機種の公式の確率表で、設定1の合算とBIG・REGの獲得枚数を見る。ジャグラーの機種ごとの数字はジャグラーの種類と違いにある
- 500回転以上当たらない確率(設定1でハナハナ約15回に1回、ジャグラー約21回に1回)を、その日に使う金額を決めるときの目安にする
- 告知の形の好みで選ぶ。レバーで分かることが多いのがハナハナ、第3ボタンを離すまで待つことが多いのがジャグラー

