実際の店で199日・36,694台日(1台の1日ぶんを1台日と数えます)を数えると、いちばん負けて終わった台日は−3,950枚でした。1枚20円で借りる値段なら79,000円ぶんです。−1,500枚(20円で3万円ぶん)以下で終わった台日は2.4%、約40台日に1台日でした。
知恵袋には「ジャグラーの1日の最高負け額を教えてください」という質問があります(Yahoo!知恵袋)。「三日連続3万負けってやばいですよね?」という質問もありました(Yahoo!知恵袋)。この記事は、その2つに店の数字で答えます。数字は、自社ツールで集めたみんレポ(スロットのデータサイト)の公開データから、条件を先に決めて数えました。
読み終えると、今日の負けや連敗が、この店でどれくらい起きていたことなのかが分かります。ジャグラーのデータの見方の全体は、ジャグラーのデータの見方にまとめています。
いちばん負けて終わった台日は−3,950枚。上位10台日はすべて−3,000枚より下
数えたのは、大阪府のキクヤ堺本店のジャグラー190台、2026年3月23日から10月8日までの199日ぶんです。1日の回転数が500以上の36,694台日を使いました。いちばん負けて終わったのは、マイジャグラーVの8,508回転の台日で、−3,950枚でした。2番目と3番目は、どちらもマイジャグラーVの−3,380枚です。回転数は6,977回転と4,740回転でした。

10台日のうち7台日はマイジャグラーVでした。ただ、この店ではマイジャグラーVが全台日の半分以上を占めています。台日が多い機種ほど、端の数字にも入りやすくなります。
回転数は、3,556回転から8,508回転まで散らばっていました。4,000回転前後で−3,000枚を下回った台日もあります。長く打たないと大きく負けない、とは言えません。
−3,000枚以下で終わった台日は、36,694台日のうち11台日でした。このうち1台日は、回転数から見て起こりえない値(−9,710枚・3,082回転)です。それを除くと10台日、約3,700台日に1台日です。
この数字は「1人の負け」ではない
差枚は、その台のその日の終わりの数字です。1台日を何人が打ったかは分かりません。朝から閉店まで1人が打ったとは限らず、途中で沈んでいた深さも入っていません。
だから、この−3,950枚は「この店でいちばん負けた人の額」ではありません。1つの台が1日でここまで減って終わった、という記録です。
−1,500枚(3万円ぶん)以下で終わった台日は2.4%
「三万負けってありえますか?」(Yahoo!知恵袋)という質問もありました。1枚20円で借りる値段なら、3万円は1,500枚です。
この店で−1,500枚以下で終わった台日は880台日、全体の2.4%でした。約40台日に1台日です。打たれる台日は1日あたり約184台日なので、毎日4台日ほどある計算です。
| 1日の回転数 | 台日 | マイナス | −1,000枚以下 | −2,000枚以下 |
|---|---|---|---|---|
| 500〜999 | 3,458 | 92.0% | 0.5% | 0.0% |
| 1,000〜1,999 | 7,015 | 86.4% | 8.5% | 0.0% |
| 2,000〜2,999 | 5,211 | 78.8% | 16.1% | 0.1% |
| 3,000〜4,999 | 8,014 | 64.5% | 16.6% | 1.1% |
| 5,000〜7,999 | 10,056 | 33.6% | 8.0% | 0.9% |
| 8,000以上 | 2,940 | 8.0% | 1.6% | 0.3% |
大きく負けて終わる割合がいちばん高かったのは、3,000〜4,999回転の台日です。−1,500枚以下は4.9%、約20台日に1台日ありました。

8,000回転以上で大きく負けた台日が少ないのは、負けている台は閉店まで打たれにくいからだと考えています。乱数の模擬で、全台を設定1にして仮のやめ方を入れると、大きく負けた台日(−1,500枚以下)の割合は途中の回転数でいちばん高く、8,000回転以上では下がる、同じ形が出ました(小役のぶれは、この店の実データから推定した値を使いました)。この店で実際にそれがどれだけ起きたかは、やめた理由がデータに無いので分かりません。少なくとも「長く打てば負けにくい」と読める数字ではありません。
円にした額は借りる値段で数えたもので、景品に替える額は店ごとに違います(ジャグラーは何枚でいくら?)。勝った側の割合は2000枚の記事で数えています。
同じ台が2日続けてマイナスは35.2%。偶然の重なりより少し少なかった
連敗も数えました。同じ台(機種と台番号が同じ)について、暦の上で続いた2日がどちらも500回転以上だった組を35,308組集めました。
2日ともマイナスで終わった組は35.2%でした。この店でマイナスで終わる台日は60.3%なので、2日の結果が無関係なら60.3%×60.3%で36.4%になります。実際の35.2%は、それより少し少ない数字でした。

3日続けてマイナスは19.8%で、無関係なら22.0%です。前日にマイナスだった台が翌日もマイナスで終わったのは58.3%で、前日にプラスだった台の63.3%より低くなりました。3つとも同じ向きで、プラスかマイナスかで見ると、マイナスの連敗は偶然の重なりより少し少なかったことになります。理由は、このデータでは分かりません。
前日の結果と翌日の結果のつながりは、前日出た台の記事でも別の数え方で見ています。
大負けの連続は偶然の約1.8倍。「3日連続3万負け」は同じ台では0組
大きく負けた日に絞ると、向きが逆になりました。2日続けて−1,500枚以下で終わった組は37組、0.10%でした。各日が無関係なら約20組(約0.06%)なので、実際はその約1.8倍です。前日に−1,500枚以下だった台が翌日も−1,500枚以下で終わったのは4.2%で、全体の2.4%より高くなりました。
組の数は少なく、なぜ続いたのか(設定か、打たれ方か)はこのデータでは分かりません。台番号は書きません。
同じ台が3日続けて−1,500枚以下で終わった組は、33,988組のうち0組でした。各日が無関係でも約0.5組と1組に届かない数なので、0組でも偶然で考えられる範囲です。
台日を無作為に3つずつ選んで組み合わせる試算も、10万組作りました。3日とも−1,500枚以下は2組、3日の合計が−4,500枚以下は71組でした。
負けた日のあとに、決めておくこと
- その日の上限を決め、上限に来たら終えます。負けた分を次の日に埋めようとして額を増やしません
- 打った日ごとに、借りた金額と、景品に替えた額を書きます。月や年でどうなっているかは、それでしか分かりません(月と年の差枚の幅)
- 連敗だけで、台や店に何かあると決めません。大負けが同じ台で続いた組は偶然より多かったものの、理由はこのデータでは分かりません
負けを追いかけて額が増えていると感じたら、早めに誰かに相談してください。厚生労働省は、相談先として保健所・精神保健福祉センター・依存症相談拠点を挙げています(厚生労働省「依存症対策」)。
自分の店でも同じように数えるなら、全台の差枚を何日分も集めます。この記事のデータは、自社ツールのMinRepo Collectorで集めました。
自分の店の負けの割合を、何日分もためて見る
この記事の数字は、199日・190台を並べて、はじめて出せました。1日の自分の台だけでは、その負けが店でどれくらい起きていることなのかは分かりません。ただ、毎日データサイトを開いて台ごとに写すのは手間がかかります。
MinRepo Collectorは、この記事のデータの収集に使った、ZEN AI LABの自社ツールです。みんレポの店舗別データを、期間を指定して集めてパソコンに保存します。キクヤ堺本店のデータはv1.0.7で取得しました。
- 取得済みの日は取り直さず、新しい日の分だけを足していきます
- 有料版(v1.2.5・noteで販売)と無料版(v1.2.5)には、集めた記録を店・機種・台番号ごとに見返す画面や、条件ごとに過去の差を確かめる画面があります。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません
- 無料版は登録できる店舗が1件、期間は直近7日までです。みんレポの公開ページに依存するので、取得できなくなることがあります
取得の流れを試すならMinRepo Collector 無料版のページを、一度に長い期間を取るならMinRepo Collectorのページを見てください。
最悪の日を知ったら、次はその日に耐える財布の大きさです。ジャグラーの軍資金はいくら?で設定ごとに出しています。
負けた側の反対、1万円ぶん浮いた側がどれくらいあるかはジャグラーで1万円勝ちは何台に1台?で確かめています。
自分の店のデータを、何週間分もためて見返すなら

MinRepo Collector は、みんレポの店の全台データ(回転数・BIG・REGなど)を期間を指定して集め、店・機種・台番号ごとに見返せる自社ツールです。どの版も、設定の判定や当日の予測はしません。
- ココナラ:1,000円(人数限定の価格)
- note:3,000円(中身は同じ v1.2.5)
- 無料版:1店舗・直近7日まで(LINEで受け取り)
価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。
確かめたことと、データでは分からないこと
確かめたことは、次のとおりです。
- 実データは、みんレポのキクヤ堺本店の公開データです(10月8日のページほか199日ぶん・店のページ)。みんレポのページには「当サイトのデータは独自調査値であり、実際の数値とは異なる可能性があるのでご注意ください。」とあります
- しきい値(−1,000・−1,500・−2,000・−3,000枚)と回転数の区切りは、計算の前に文書で決めました。連続の数え方、試算の回数(10万組)と乱数の種(20261105)も同じです
- 「以下」は、その枚数ちょうどを含みます。2026年7月16日は取得できず欠測なので、その前後の日は連続の組に入れていません
- 新中野店(店のページ)の2,154台日でも数えました。−1,500枚以下は1.6%、いちばん負けた台日は−2,206枚でした(参考値)
このデータでは分からないことは、次のとおりです。
- 1台日を何人が打ったか、1人がいくら負けたかは、データに無いので分かりません
- 1日の途中でいちばん沈んだ深さは、データに無いので数えていません
- 台の実際の設定は分かりません。続けて負けた台がどの設定だったかは言えません
- 数字は、キクヤ堺本店の2026年3月23日〜10月8日(199日)のデータです。ほかの店やほかの時期には、その店・その時期のデータが要ります。ホールで打った結果でもありません
- この記事の数字は過去データの集計と試算で、特定の台や将来の結果を保証するものではありません
まとめ
キクヤ堺本店でいちばん負けて終わった台日は−3,950枚でした。−1,500枚(3万円ぶん)以下は約40台日に1台日で、マイナスの連敗は偶然の重なりより少し少なく、大負けの連続は偶然の約1.8倍でした。
- 今日の負けを、この店の数字と比べて「よくある範囲か」を見ます
- 連敗だけで、台や店に何かあると決めません。大負けが続いた理由は、このデータでは分かりません
- 上限を決め、負けた分を追って額を足しません

