徳山競艇の特徴|1号艇は24場で1位。全国より強いのは1〜5Rと12R

徳山競艇の特徴。8,754レースで全国と比べると、1号艇は62.87%で24場の1位。1〜5Rは70.66%と高く、6〜11Rは53.82%で全国より低め

ZEN AI LAB のキャラクター ZEN

監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

同じ徳山の水面で、1Rの1号艇は79.32%が1着でした。ところが6Rになると47.26%で、半分を割ります。徳山の1号艇の1着率は全体で62.87%と24場の1位ですが、その強さは朝の1〜5Rと12Rに集まっていました。

1〜5Rは70.66%で、全国の同じレースより20ポイント以上高い値です。6〜9Rは51.70%で全国とほぼ同じ、10R・11Rは58.06%で全国の62.89%より低くなります。

Yahoo!知恵袋には「1コースの1着率が高い大村徳山あたりで絞りたい」という質問がありました。徳山の公式サイトも、1コースの1着率が60%を超える水面だと説明しています。場の名前で1号艇を重く見る前に、レース番号を見る。それがこの記事の答えです。

あわせて、1号艇が負けたときに来ているコース、冬の風、潮と波について言えないことも書き、最後に同じ区切りを自分の表で出す式を載せます。

使ったのは2023年1月〜2026年9月の徳山8,754レース(中止の54レースを除く)です。集めたのは、ZEN AI LAB が自分で作り、販売もしているデータ収集ツールです。買い目や予想は扱いません。データの見方の全体像は競艇のデータの見方と集め方にあります。

1号艇は24場で1位。「イン有利」は数字でも確かめられた

ボートレース徳山の公式サイトは、1コースの1着率が60%を超えるイン有利の水面で、インから握って回っても流れにくいと説明しています。笠戸湾の奥にあり、まわりの山や島で強い風が遮られる、とも書いています。

BOATRACE 公式サイトの徳山の紹介は、潮と風について次の2文です。

潮位によってレースの流れが変わる。干潮時はパワー勝負、満潮時はさばき勝負になる。

笠戸湾に面しており、斜め追い風が吹く。潮位差は3m超。冬場の季節風は太華山が遮る。

公式の説明ごとに、記録で数えた結果を並べます。

公式の説明数えたこと結果
イン有利1号艇の1着62.87%(全国54.59%)。24場で1位
潮位で流れが変わる(潮位の列が無い)数えられない
冬の季節風を太華山が遮る冬の風速5m以上12.60%(全国18.65%)。向きは数えていない
斜め追い風風向き数えていない

1号艇の差は+8.28ポイントで、偶然の上下を見込んだ95%の幅は+7.25〜+9.32です。前半の2023〜24年も、後半の2025〜26年も、全国を大きく上回りました。年ごとでは2023年64.05%、2024年62.74%、2025年62.42%、2026年61.90%で、2025年だけ大村に次ぐ2位、残りの3年は24場の1位です。

強いのは1〜5Rと12R。10R・11Rは全国より低い

レース番号ごとの1号艇の1着率を徳山と全国で比べた棒グラフ。徳山は1Rが79.32%、3Rが71.37%と1〜5Rで全国を大きく上回り、12Rも78.30%。6R〜11Rは全国とほぼ同じか下回る

レース番号ごとに分けると、徳山の1号艇の形がはっきり見えます。

レース徳山の1号艇全国
1〜5R70.66%50.33%
6〜9R51.70%51.72%
10R・11R58.06%62.89%
12R78.30%70.98%

1〜5Rは全国より20.33ポイント高く、24場で1位です。この高さは4年とも同じで、2023年73.81%、2026年68.32%と、どの年も全国の50%前後を大きく上回りました。12Rも全国より7.32ポイント高くなります。

6〜11Rをまとめると53.82%で、全国の55.43%より1.62ポイント低くなります。ただ、その分はほとんど10Rと11Rです。6〜9Rは全国との差が−0.02ポイントで、ほぼ同じでした。10R・11Rは全国より4.83ポイント低く、幅は−7.41〜−2.24、前半・後半とも全国を下回っています。11Rは4年とも全国より低い値でした。24場で並べると、6〜11Rの1号艇は15番目です。

徳山の1Rは、締切の中央値が8時43分の朝のレースです。1〜5Rには「朝トク」「狙いトク」「決めトク」「ガチトク」のように「トク」の付く副題が51.62%、「モーニング」の付く副題が25.97%ありました。ただ、どの組でも1号艇は66〜74%台で、特定の副題だけが押し上げているわけではありません。なぜ朝のレースで1号艇がここまで強いのかは、番組の組み方の説明が徳山の公式サイト(2026年11月6日に閲覧)に見つからず、まだ確かめられていません。

1号艇の強さを「5R以降」から得ている大村競艇の特徴とは、ちょうど逆の形です。レース番号ごとの全国の数字は競艇の1号艇の勝率にあります。

1号艇が負けると、2コースの1着が多い

6〜11Rで1号艇が1着を逃したレースで、1着になった艇のコースを徳山と全国で比べた棒グラフ。徳山は2コースが36.07%で全国29.83%より多く、4〜6コースは全国より少ない

1号艇が1着を逃したレースで、1着になった艇のコースを数えました。徳山では2コースが35.20%で、全国の29.82%より多くなります。1〜5Rでも33.71%(全国30.19%)で、同じ向きです。1号艇が全国より強くない6〜11Rでは、負けた2,021レースのうち2コースが36.07%(全国29.83%)でした。4コースは20.53%(全国23.27%)、5コースは11.38%(全国13.36%)と、外からの1着は全国より少なめでした。

決まり手でも同じ向きです。6〜11Rの差しは15.45%で、全国の12.41%を上回り、まくり差しは9.71%(全国11.89%)と少なめでした。徳山の公式サイトは、上げ潮で強めの風が重なると、2・3コースからの差しが決まりやすいと説明しています。潮は数えていないので、その説明が理由かどうかは分かりません。言えるのは、徳山の1号艇の負けは、すぐ外の2コースに回りやすいという形までです。

まくりは24場で最も少ない

徳山のまくりの1着は11.13%で、全国の15.54%より4.42ポイント少なく、24場で最も少ない値でした。まくり差しを合わせても19.50%で、全国の27.40%を大きく下回ります。

とくに1〜5Rでは、まくりが7.81%しかありません。全国の同じレースでは17.57%です。6〜11Rでは14.58%(全国14.92%)で、差は見えなくなります。徳山の公式サイトはバックストレッチが広く、まくりが決まると配当が大きくなりやすいと説明していますが、まくりそのものが決まる回数は、1〜5Rと12Rで少なく、6〜11Rは全国並みです。12Rのまくりも7.01%(全国9.08%)でした。決まり手の意味は競艇の決まり手にあります。

冬の強い風は全国の3分の2ほど。潮と波は数えられない

季節ごとに風速5m以上だったレースの割合を徳山と全国で比べた棒グラフ。徳山は冬が12.60%で全国18.65%との差がいちばん大きく、春12.43%、夏12.21%、秋10.94%と、どの季節も全国より少ない

風速5m以上だったレースは12.09%で、全国の15.83%より少なく、24場では10番目の少なさでした。風速の平均は2.78mで、全国の2.80mとほぼ同じです。

全国との差がいちばん大きいのは冬で、5m以上のレースは12.60%、全国の18.65%の3分の2ほどです。全国では冬に強い風が増えますが、徳山は春・夏・冬がほぼ同じ12%台でした。公式の「冬場の季節風は太華山が遮る」と同じ向きの結果です。ただ、風向きは数えていないので、山が遮っているとまでは言えません。

風の強さで1号艇がどう変わるかも見ました。徳山の1号艇は、風0〜1mの67.64%から、4〜5mでも58.20%あり、どの風速でも全国を上回ります。6m以上は303レースと少なく、54.13%でした。ただ、6〜11Rに限ると、風0〜1mでも54.86%で全国の59.41%を下回ります。6〜11Rの低さは、風の強さでは説明できません。

潮は、手元の記録に潮位の列がなく、満潮・干潮では分けられませんでした。波の記録も使っていません。徳山では、すべてのレース(100.00%)で波高(cm)と風速(m)がまったく同じ数字で、波の列は風速を写した値と区別できないからです。潮の時刻を列に足して確かめる手順は、同じく潮の話が多い宮島競艇の特徴に書いています。

1〜5Rと6〜11Rを、自分の表で分けて数える

徳山の1号艇を2つに分けた数字は、艇ごとの CSV で出し直せます。

  1. 徳山の艇ごとの CSV を用意する(1行が1艇。D列がレース番号、J列が枠番、AU列が着順、AW列が決まり手)
  2. 1号艇の行だけで、1〜5Rの1着率を出す
  3. 同じ式でレース番号を6〜11に変え、2つを並べる
  4. よく行く別の場でも同じ2つを出し、徳山との形の違いを見る

1〜5Rなら、式は次のとおりです。決まり手が空の行(中止のレース)は数えません。

=COUNTIFS(J:J,1,D:D,"<=5",AU:AU,1,AW:AW,"<>")/COUNTIFS(J:J,1,D:D,"<=5",AW:AW,"<>")

手元のデータでは、1〜5Rの1号艇は3,650レースのうち2,579レースが1着で、70.66%でした。6〜11Rは、レース番号の条件を「”>=6″」と「”<=11″」の2つにして、4,376レースのうち2,355レースです。式の考え方は競艇のデータ分析をエクセルでする方法で詳しく書いています。

ひと月分では、この差ははっきりしません。徳山は30日分で中央値216レース、5つのレース番号に分けるとその半分以下です。50%前後の率なら、216レースでも上下およそ6.7ポイントぶれます。4年とも同じ形かを確かめるには、年単位の記録が要ります。

コースと着順を6艇分、レース番号・決まり手・風速を足すと1レース15マスで、徳山の8,808レースなら132,120マスです。手で写し続けるのは現実的ではないので、記録の部分は次の自社ツールに任せられます。

徳山のデータを年単位でためるには

この記事の数字は、ZEN AI LAB の自社ツール BoatData Collector Pro で集めたデータから出しています。販売版の画面ではなく、同じプログラムのコマンド操作で取りました。

  • 場と期間を指定して、出走表・展示/直前情報・結果・払戻などの公開データを取得します
  • 一度取ったデータは保存され、次は足りない分だけを取りに行きます。途中で止まった取得は続きから再開できます
  • 1レース1行、または1艇1行の Excel・CSV に書き出せます

予想・買い目・自動投票の機能は、どちらの版にもありません。BOATRACE や公式サイトとは無関係の非公式のツールで、データの正確性は保証していません。

徳山のレース番号ごとの記録を何年分も持ちたいなら、BoatData Collector Pro のページをご覧ください。無料版は直近30日までの取得で、LINE 公式アカウントの友だち追加のあとに受け取れます。説明は無料版のページにあります。

山口県のもう1つの場の形は、下関競艇の特徴で特定のレースの強さから見ています。

競艇のデータを、何か月分も自分で集めて数えるなら

BoatData Collector Pro の商品画像。全国24場の競艇データを集めて Excel・CSV に出力、重複取得しない、月額0円の買い切り

BoatData Collector Pro は、競艇の公開データを期間と競艇場を選んで集め、Excel・CSV に書き出す自社ツールです。予想や買い目は出しません。保存できるのは2016年10月1日以降のレースです。

  • BoatData Collector Pro:6,000円(買い切り・note。ココナラでも6,000円)
  • 分析版 BOAT DATA PRO:10,000円(ココナラ)。集めたデータを進入コース別・選手別などに集計する画面つき
  • 無料版:直近30日まで(LINEで受け取り)
実際の画面7枚で使い方を見るnote で購入する(6,000円)分析版 BOAT DATA PRO を見る(ココナラ)まず無料版を受け取る

価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。

確かめたことと、データでは分からないこと

  • 公式の説明は、BOATRACE 公式サイトの場の紹介・場情報と、ボートレース徳山の公式サイトで読みました
  • 潮(干潮・満潮・上げ潮)は、記録に列が無く数えていません。月の形などからの推定もしていません
  • 風向き(斜め追い風)と、太華山が風を遮っているかどうかは数えていません
  • バックストレッチの広さなど水面の形の話は、記録に列が無いので、データでは確かめられません。公式の説明をそのまま載せています
  • まだ確かめられていないこと: 1〜5Rと6〜11Rで1号艇の率が違う理由。徳山の公式サイトに、番組の組み方の説明は見つかりませんでした
  • どの数字も過去の集計で、今後のレースの結果を保証しません

まとめ

徳山は、1号艇が24場でいちばん強い場でした。ただ、その強さは朝の1〜5Rと12Rのもので、6〜9Rは全国並み、10R・11Rは全国より下です。

  1. 徳山の出走表では、まずレース番号を見る。1〜5Rの1号艇は70.66%。6〜9Rは全国並みで、10R・11Rは58.06%と全国の62.89%を下回る
  2. 1号艇が崩れたときに来やすいのは2コース(35.20%・全国29.82%)。まくりは24場で最も少ない
  3. 自分の記録で確かめるなら、D列の条件を変えて1〜5R・6〜9R・10R〜11Rを並べる。よく行く場でも同じ区切りで出すと、徳山の形が特別かどうかが分かる

場ごとの1着率の並びは競艇24場の枠番別・コース別1着率にあります。

LAB 記録(読み飛ばしてかまいません)

  • 研究用データベースを読み取り専用で開いて数えました。計画は数える前に書きました。1号艇・風・季節・決まり手は計画どおりです。1〜5R・6〜11R・12Rの区切りと、それを主役にしたのはレース番号別の結果を見てからです
  • Critic の指摘を受けて、1号艇が負けたときのコースと6〜11Rの決まり手の幅・前半後半、6〜9Rと10R・11Rの区切りも数えました。3コースの差(全レース−0.89)は条件を満たさないので、本文で多い・少ないと言っていません。6〜11Rのまくり(−0.34)も同じです
  • 結果を見てから足した集計は、区切りごとの1号艇と24場の並び、1〜5Rの副題の組、締切の時刻、1号艇が負けたときのコース、区切りと風速の組み合わせ、6〜11Rの決まり手です
  • 差と呼んだ条件は、全国との差の95%の幅が0をまたがない、1.0ポイント以上、前半(2023〜24年)と後半(2025〜26年)で同じ向き、の3つです。6〜11Rの−1.62ポイントは、この条件をぎりぎり満たしています
  • レース番号は12個比べているので、1つだけなら偶然も混ざります。1〜5Rは4年とも全国より高い値でした
  • 冒頭の声は Yahoo!知恵袋の質問の題で、ZEN AI LAB の悩み調査(2026年11月5日)で記録したものです。本文のページは開いていません
  • 波高と風速が同じだった割合は、ZEN AI LAB が10月31日に24場で数えた値です(本番の天候の記録)
  • 全国の1〜5R・6〜11Rには、ほかの場の朝のレースやナイターも混ざります。比べているのはレース番号で、時刻ではありません
  • 期間は2023年1月1日〜2026年9月26日、開催は730日です。全8,808レースのうち中止の54レースを除きました。艇ごとの CSV にすると52,848行です
  • 比較先は全国207,662レース(全210,600レースから中止を除く)で、徳山自身も含みます
  • 徳山の公式サイトにはコース別1着率と季節別の表もありますが(1コースの1着率が60%を超えるという説明も要約で読んだものです)、要約でしか読めていないため使っていません。水面特性の説明も要約で読んだもので、原文の引用はしていません
  • 30日のレース数は全日を起点に30日ずつ数えた中央値です。15マスの手間の数は、レースの行数からの推定です
  • 取得は2026年9月28日、ツールのコマンド操作によるものです。取得元は非公式の API と公式の配布ファイルです
  • 公式は2026年11月6日に、BOATRACE 公式サイトの2ページ(場の紹介・場情報)と、徳山の公式サイトの2ページ(トップ・水面特性)を1回ずつ読みました。販売ページの記述は2026年10月29日の保存分によります