丸亀競艇の特徴|8Rの1号艇は78.73%、冬はまくりが増える

丸亀競艇の特徴。8Rの1号艇の1着率は78.73%で24場の1位、全国の8Rは52.41%。冬のまくりは15.41%で、春から秋より多い

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監修:ZEN AI LAB(ZEN)

人間1人とAI社員で動く会社です。記事の数値は自社の作業ログの実測、仕様や料金は公式の一次情報で確認しています。確認した日付は本文に書いています。

丸亀の8Rは、1号艇の1着率が78.73%ありました。同じ8Rの全国は52.41%で、24場の中で丸亀がいちばん高い数字です。もう1つの特徴は冬で、1号艇が下がり、ふだん少ないまくりが全国並みに増えます。

「競艇は夜はインが強いん?」という質問も、ZEN AI LAB の悩み調査で見つけました。丸亀でも、1号艇は夕方から夜にかけて上がります。ただ、ほかのナイター6場を同じ時刻で並べると、丸亀との差は1ポイント未満でした。夜の強さはナイター場に共通の形で、丸亀だけの話ではありません。

数えたのは、ZEN AI LAB の自社ツールで取った丸亀の8,558レース(2023年1月〜2026年9月・中止は除く)です。仕事帰りに8R前後を買う人が、出走表のどこを先に見ればいいかまでを数字で書きます。

夜ほど1号艇が強くなる形は、丸亀もほかのナイター6場と同じ

BOATRACE 公式サイトの丸亀の紹介は、水面をこう書いています。

防風ネットを設置しているが、冬場は強い向風が吹く。満潮時は2マークが荒れる。通年ナイター。

「通年ナイター」は、締切時刻の記録でも確かめられました。開催719日のうち、1Rの締切が14時より前だった日は0日です。1Rの締切は早い日でも14時57分、12Rは全日20時30分以降でした。

1Rの締切の中央値が14時以降の場は、丸亀を含めて7場あります。丸亀と、残りの6場を同じ締切の時刻で比べました。

締切の時刻丸亀の1号艇ほかのナイター6場
15〜16時台45.00%45.85%
17〜18時台57.81%56.97%
19〜20時台66.83%67.32%

時刻が遅いほど1号艇の率は上がりますが、どの時刻も丸亀と6場の違いは偶然で説明できる範囲でした。「夜はイン」は、丸亀の個性ではなくナイター場に共通の形です。

ただし、これが「夜だから」なのかは分かりません。昼の17場でも、9〜12Rの1号艇は61.32%で、1〜4Rの51.45%より高くなります。後半ほど1号艇が強いのは番組の並び全体の形でもあり、このデータでは夜の効果と分けられません。7場の全体の話は競艇のナイターは7場にあります。

丸亀全体の1号艇は56.26%で、全国の54.59%より1.67ポイント高く、24場では11番目でした。

8Rだけが飛び抜けている。1号艇は78.73%で24場の1位

レース番号ごとに並べると、1本だけ形の違う棒があります。

丸亀と全国の1号艇の1着率をレース番号ごとに並べた棒グラフ。丸亀の1〜4Rは全国より低めで、8Rだけは78.73%と全国の52.41%を大きく上回る

8Rの1号艇は78.73%で、全国の8Rより26.32ポイント高い値です。2023年から2026年まで、毎年76〜82%台でした。逃げで決まったのが76.34%で、まくりは5.07%しかありません。

24場の8Rを並べると、丸亀の次は下関の69.96%で、9ポイント近く離れています。

24場の8Rの1号艇の1着率を高い順に並べた横棒グラフ。丸亀78.73%が1位、2位は下関69.96%、最下位は芦屋33.65%

8Rが高い分、その手前は低めです。5〜7Rの1号艇は50.58%で、ほかのナイター6場の同じ番号(56.51%)より5.93ポイント低くなりました。17〜18時台の表で丸亀が6場と並んで見えたのは、8Rの高さと5〜7Rの低さが打ち消し合っていたためです。8Rを除くと、丸亀の17〜18時台は51.47%(6場55.80%)でした。

6〜8Rには、日によって決まった副題が付いています。主なものの1号艇は次のとおりです。

レース副題レース数1号艇の1着
6Rカチ勝ち642354.85%
7R穴ガチ742152.26%
8Rガチ勝゛ち840381.14%
8R釜揚げ818481.52%
8R予選6056.67%
8R一般3971.79%
8R準優進出戦2281.82%

「ガチ勝゛ち8」と「釜揚げ8」は、名前が違っても81%台でそろっています。副題が「予選」の8Rは56.67%で、全国の8R(52.41%)と比べても偶然で説明できる範囲でした。表に無い残りの8Rは、準優勝戦の2レースです。丸亀の公式サイトの企画レースデータのページ(2026年11月6日に閲覧)には、組み方を説明する文章はありません。ただ、8Rの統計表の枠の欄には、1号艇にA1級選手、2号艇と4号艇にA級選手と表示されています。出走表では、8Rの副題を見てから1号艇の扱いを決める、という順番になります。

夕方の1〜4Rは44.89%で、全国の49.68%より低めです。これは上の表のとおり、ナイター場の15〜16時台と同じ水準でした。レース番号ごとの全国の数字は競艇の1号艇の勝率にまとめています。

まくりは少なく、差しが多め。公式の潮の話は数えられない

BOATRACE 公式サイトの丸亀の紹介は、レースの特徴を次のように書いています。

1マークの振りが大きく、干潮で向風だとまくりが決まる。満潮水面は差しの出番が増える。

1日全体の決まり手を全国と比べました。

決まり手丸亀全国
逃げ54.34%52.39%
差し14.03%12.60%
まくり12.54%15.54%
まくり差し12.75%11.86%
抜き5.42%6.75%

まくりは全国より3.00ポイント少なく、24場で5番目に少ない場です。差しは24場で4番目に多くなりました。夕方の1〜4Rで1号艇が負けたレースでは、差しで1着が出たのが33.02%(全国27.80%)です。

公式の文は、まくりと差しを潮の満ち引きで書き分けています。ただ、手元のデータベースには潮位や干満の記録がありません。差しが多いのが満潮のせいなのかは、このデータでは分かりません。

ボートレースまるがめの公式サイトも、潮の影響をこう書いています。

追い潮だと選手の勘よりも早くなるので、スタートが難しくなる。

公式サイトは、この後にスタートが崩れてまくり・まくり差しが決まりやすくなる、と続けています。潮の向きを数えられないので、ここは公式の説明として読むところまでです。

冬は強い風の季節。1号艇が下がり、まくりが全国並みに

丸亀の風は、季節で大きく違います。風速5m以上だったレースは、春8.33%、夏3.95%と全国(17.42%・13.70%)よりかなり少ない一方、冬は33.06%でした。冬だけで比べると、江戸川・鳴門に次いで24場で3番目です。

丸亀と全国の1号艇とまくりの割合を季節ごとに並べた図。丸亀の1号艇は春59.86%から冬53.45%へ下がり、まくりは春夏秋の10〜12%台から冬は15.41%に増えて全国並みになる

1号艇は春が59.86%でいちばん高く、冬が53.45%でいちばん低くなりました。冬の値は全国の54.89%と差が見えない水準です。

まくりは逆の動きです。春から秋は10.67〜12.10%と全国より少ないのに、冬は15.41%まで増え、全国の15.63%と同じくらいになりました。冬とそれ以外で(丸亀−全国)の差を比べると、1号艇は−4.34ポイント、まくりは+3.90ポイントです。2023〜24年と2025〜26年のどちらでも、同じ向きでした。

BOATRACE 公式サイトの説明では、冬場に強い向風が吹き、向風だとまくりが決まるとされています。結果はこれと同じ向きです。ただ、記録の風向きは番号で、場ごとに方位との対応が定まらないため、向かい風かどうかは数えていません。強い風が多い季節に、まくりが増えた、というところまでです。風の強さと決まり手の関係は風速で競艇はどう変わる?にもあります。

ボートレースまるがめの公式サイトにある季節別の表は、1コースの1着率が春59.1%でいちばん高く、冬53.6%でいちばん低い並びです。期間も指標(1コースと1号艇)も違うので直接は比べませんが、季節の並びは3年9か月の1号艇の記録と同じでした。

8Rの率を、自分の CSV で出すとき

8Rの率は、艇ごとの CSV に1つの式を入れれば出せます。D列がレース番号、J列が枠番、AU列が着順、AW列が決まり手です。

=COUNTIFS(D:D,8,J:J,1,AU:AU,1)/COUNTIFS(D:D,8,J:J,1,AW:AW,"<>")

右側の分母で AW列が空の行を外しているのは、中止になったレースを数えないためです。手元のデータでは559÷710で78.73%でした。D列の「8」を消せば、丸亀全体の4,815÷8,558(56.26%)になります。式の作り方は競艇のデータ分析をエクセルでする方法で説明しています。

困るのは冬です。冬の8Rは、丸ごと1シーズン分でも50〜63レースしかありませんでした。1シーズンの冬の8Rだけで「今年の冬は8Rが崩れた」と読むのは早く、何シーズンか重ねてやっと比べられる件数です。冬の8Rを何シーズン分も並べるなら、取得と書き出しは道具に任せるのが現実的です。

丸亀のナイターを何シーズンもためるには

この記事の記録は、ZEN AI LAB が作った BoatData Collector Pro で取りました。販売版と同じプログラムを、画面を使わずにコマンドで動かしています。

  • 競艇場と期間を指定すると、出走表・展示/直前情報・気象・結果・払戻などを取得します
  • 蓄積したデータの件数や収録期間は、データベースの画面で確かめられます
  • 書き出しは Excel・CSV で、レースごとに1行か、艇ごとに1行かを選べます

予想・買い目・自動投票の機能は、どちらの版にもありません。BOATRACE や公式サイトとは無関係の非公式ツールで、データの正確性は保証していません。

冬の8Rのように件数の少ない切り口を何シーズンも追うなら、BoatData Collector Pro のページをご覧ください。無料版で取れるのは直近30日までで、LINE 公式アカウントの友だち追加のあとに受け取ります。手順は無料版のページにあります。競艇のデータで数えられるものの全体は競艇のデータの見方と集め方にまとめました。

同じ四国の場で、中盤の1号艇が弱い形は鳴門競艇の特徴で数えています。

瀬戸内をはさんだ隣の場の形は、児島競艇の特徴で決まり手の内訳から見ています。

競艇のデータを、何か月分も自分で集めて数えるなら

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BoatData Collector Pro は、競艇の公開データを期間と競艇場を選んで集め、Excel・CSV に書き出す自社ツールです。予想や買い目は出しません。保存できるのは2016年10月1日以降のレースです。

  • BoatData Collector Pro:6,000円(買い切り・note。ココナラでも6,000円)
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価格は2026年11月7日の表示です。変わることがあるので、買う前に各ページで確かめてください。Windows 11(64bit)用です。

確かめたことと、データでは分からないこと

  • 公式の説明は、BOATRACE 公式サイトの場の紹介と、ボートレースまるがめの公式サイトの水面特性で読みました。丸亀の公式サイトから引用したのは、前後の文と一緒に返ってきた1文だけです
  • 波の数字は、風速と全レースで同じ値だったので使っていません
  • どの数字も過去の集計で、今後のレースの結果を保証しません

まとめ

丸亀らしさが出るのは、8Rと冬でした。8Rの1号艇は78.73%で24場の1位、その手前の5〜7Rはほかのナイター場より低めです。冬は風が強まり、1号艇が全国並みまで下がって、まくりが増えます。夜ほど1号艇が強いのは、ナイター場に共通の形でした。

仕事帰りに丸亀を買うなら、次の順で出走表を見てください。

  1. レース番号と副題を見る。8Rの「ガチ勝゛ち8」「釜揚げ8」は、1号艇の1着が81%台だった番組だと知っておく
  2. 5〜7Rは、ほかのナイター場の同じ番号より1号艇が6ポイントほど低い前提で見る
  3. 12〜2月は、春〜秋の丸亀の数字をそのまま当てはめない

ナイター場どうしの比較なら、同じナイターの大村競艇の特徴も参考になります。決まり手の意味は競艇の決まり手にあります。

LAB 記録(読み飛ばしてかまいません)

  • 研究用データベースを読み取り専用で開いて数えました。一式の集計は、同じ判定基準の共通スクリプトを、計画の文書を書く前に回しています。8Rと冬を主役にしたこと、時刻ごとのナイター場との比較、副題、24場の8Rの並びは、結果を見てから足しました。Critic の指摘を受けて、比較先を丸亀を除く6場に替え、5〜7R・昼の場の番号帯・冬の8Rの件数を足しました
  • 「差」と呼ぶ条件は、全国との差の95%の幅が0をまたがない・1.0ポイント以上・2023〜24年と2025〜26年で同じ向き、の3つです。比べた数が多いので、条件を満たした差でも1つずつは偶然の可能性が残ります
  • 8Rの全国との差は+26.32ポイント(幅23.22〜29.42)、2023〜24年+24.83・2025〜26年+27.94です
  • 時刻ごとの、丸亀を除くナイター6場との差は、15〜16時台−0.85(幅−2.82〜1.12)、17〜18時台+0.84(−1.05〜2.73)、19〜20時台−0.48(−2.41〜1.44)でした
  • 5〜7Rのナイター6場との差は−5.93(幅−8.20〜−3.65)、2023〜24年−5.67・2025〜26年−6.24です。8Rを除いた17〜18時台は−4.32(幅−6.50〜−2.15)、8Rは+16.95(幅13.61〜20.28)でした
  • 昼の17場の1号艇は、1〜4R 51.45%・5〜8R 48.07%・9〜12R 61.32%でした
  • 公式の季節別の表は「1コース」の1着率で、この記事の数字は「1号艇(枠)」の1着率です。丸亀では1号艇が1コースに入ったレースがどの番号でも98%を超えるので近い値になりますが、同じ指標ではありません
  • 副題「予選」の8Rの全国の8Rとの差は+4.26(幅−8.30〜16.82)で、0をまたぎます。「一般」は+19.38(幅5.24〜33.53)ですが39レースです
  • 冬の8Rは、2023〜24年の冬63レース・2024〜25年の冬57レース・2025〜26年の冬50レースでした(2023年の冬は1〜2月だけで32レース)
  • ナイター場は、1Rの締切の中央値が14時以降の場として数えました(桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関・若松・大村)
  • 冬と冬以外の(丸亀−全国)の差の差は、1号艇−4.34(幅−6.72〜−1.95)、まくり+3.90(幅2.23〜5.58)です。2023〜24年は1号艇−5.01・まくり+3.65、2025〜26年は1号艇−3.59・まくり+4.47でした
  • 8Rを除いた5〜12Rの全国との差は+1.91(幅0.52〜3.30)です
  • 1〜4Rで1号艇が負けたときの差しは、全国との差+5.22(幅2.85〜7.58)でした
  • 風速6m以上のレースでは、丸亀の1号艇は52.46%で、全国の47.23%より高めでした(2023〜24年・2025〜26年とも同じ向き)
  • 30日間のレース数は、全日を起点に30日ずつ数えた中央値で204レース(最小0、最大295)です。8Rだけなら17レースほどで、78.73%のときの95%の幅の半分は約19.5ポイントになります
  • 丸亀の波高と風速が同じ数字だったレースは100.00%でした。ZEN AI LAB が10月31日に24場で数えた値です(本番の天候の記録)
  • 期間は2023年1月1日〜2026年9月27日、開催は719日です。全8,736レースのうち中止の178レースを除きました。艇ごとの CSV にすると52,416行・51列です
  • 比較先は全国207,662レース(全210,600レースから中止を除く)で、丸亀自身も含みます
  • 冒頭の質問は Yahoo!知恵袋の質問の題で、ZEN AI LAB の悩み調査(2026年11月5日)で記録したものです。本文のページは開いていません
  • 公式は2026年11月6日に、BOATRACE 公式サイトの場の紹介と、丸亀の公式サイトの水面特性を WebFetch で読みました。実ブラウザでの一字一句の照合はしていません。丸亀の公式サイトの季節別の表(春59.1%・冬53.6%)は、集計期間が2025年9月〜2026年8月の各季節です
  • 取得は2026年9月28日、ツールのコマンド操作によるものです。取得元は非公式の API と公式の配布ファイルです。販売ページの記述は2026年10月29日の保存分によります